ネイティブキャンプには多くの国の講師が在籍していますが、どういった国の講師をどのように選べば良いのでしょうか?
効果的なレッスンをして英語を早く上達させるためにも講師選びはとても重要。
講師の国籍別の特徴や、レベルや目的別にどこの国の講師がおすすめなのか、ネイティブキャンプで上手に講師選びをするコツなどについて800回以上のレッスン経験をもとに詳しく解説していきたいと思います。
ネイティブキャンプにはどんな講師がいるの?

ネイティブキャンプの講師は多国籍で13,000人、100カ国以上の講師が登録されています。
フィリピン人、セルビアなど東ヨーロッパなど英語が得意な非ネイティブスピーカーや日本人講師などは、月額6,480円で受け放題のプレミアムプランで受講が可能。
月額9,800円のオプションを追加でつけると、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、南アフリカなどネイティブスピーカーとのレッスンも受け放題になります。
では、ネイティブキャンプにはどこの国の講師がどれくらい在籍しているのでしょうか?
国別の講師の人数(割合)は以下のような感じです。
国 | 人数 (全体に占める割合) |
特徴 |
ネイティブスピーカー | ||
アメリカ | 957人(7%) | アメリカ英語、明瞭なr、独自のスラング |
南アフリカ(ネイティブ) | 746人(6%) | イギリス英語に近い、特有のアクセント |
イギリス | 566人(4%) | イギリス英語、r発音しない、独自のスラング |
カナダ | 208人(2%) | アメリカ英語に近いが、イギリス英語からの影響もある |
オーストラリア | 156人(1%) | イギリス英語に近い、特有のアクセント |
アイルランド | 58人 | イギリス英語に近い、特有のアクセント |
ニュージーランド | 27人 | イギリス英語に近いが、オーストラリア英語にも類似 |
スコットランド | 18人 | イギリス英語に近い、特有のアクセント |
非ネイティブスピーカー | ||
フィリピン人 | 5,372人(42%) | アメリカ英語に近い、公用語、独自のアクセント |
セルビア人 | 1,161人(9%) | 教育上イギリス英語に近いが、アメリカ英語の影響もある |
南アフリカ人(非ネイティブ) | 781人(6%) | イギリス英語に近い、特有のアクセント |
日本人 | 724人(6%) | アメリカ英語に近い、特有の強いアクセント |
【ネイティブスピーカーの講師】
他の国内大手スクールの中にはフィリピン人を中心とした非ネイティブ講師だけのスクール(レアジョブ英会話、QQEnglish、など)もありますが、ネイティブキャンプはアメリカ人、イギリス人を中心にしたネイティブスピーカー多く在籍しています。全体では3,000人弱、2割程度がネイティブ講師です。
ネイティブ講師は非ネイティブ講師と比較すると、平均年齢が高くなっています。また男女比は共に女性の方が多いですが非ネイティブの方が女性比率がより高くなっています。
【非ネイティブスピーカーの講師】
ネイティブキャンプの講師で多いのはフィリピン人、5,000人以上と、全体の4割以上を占めます。教育や公用語として使われていることからレベルも高く、社交的な性格もあって非ネイティブの英会話講師としてはダントツの人気。アメリカ英語に近いので日本人にも親しみやすい講師が多い印象です。

ネイティブキャンプ以外でもオンライン英会話ではフィリピン人講師が多いですし、中にはフィリピン人講師だけのスクールもあるほど
南アフリカは、ネイティブ、非ネイティブの両方の講師が登録されていますが、合わせると1,500人以上とフィリピン人に次いで多い国になります。公用語としても使われていますし、多言語の国であることから言語学習の能力も高い国。
続いて多いのがセルビア人。1,000人以上が登録されています。セルビアは人口700万人の小さい国(フィリピンは1億人以上)、あまりなじみがないかもしれませんが、DMM英会話など他の多国籍講師のいるスクールでも人気の高い国。教育はイギリス英語でもアメリカ英語を話す講師も多い。
ネイティブ講師 | 非ネイティブ講師 | |
年齢別の比率 | ||
~20代 | 32% | 63% |
30代 | 26% | 24% |
40代 | 18% | 9% |
50代~ | 23% | 4% |
男女の比率 | ||
男性 | 42% | 24% |
女性 | 58% | 76% |
アメリカ英語とイギリス英語

それぞれの国によって特徴のある英語ですが、全体像を理解するうえで役立つアメリカ英語とイギリス英語の違いについて解説します。
ネイティブキャンプの講師の国別(アメリカ、イギリス以外)では以下のように分かれます。
- アメリカ英語がベース:カナダ、フィリピン(非ネイティブ)、日本(非ネイティブ)
- イギリス英語がベース:スコットランド、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、セルビアやその他の欧州の国(非ネイティブ)
こうやってみると、イギリス英語をベースにしている国の方が多いのですが、イギリス英語をベースにしている欧州の国でも教育はイギリス英語でも文化の影響もあって話すのはアメリカ英語に近いというケースもあるようです。
日本は教育ではアメリカ英語を習っていますので、発音やイントネーションの癖はありますが文法や語彙はアメリカ英語になじみがあります。
以下では、それらの違いについて説明していきます。
発音の違い
「r」の発音の後の母音
・アメリカ英語では、特に単語の終わりに近い「r」の後の母音は、はっきり発音される。
・イギリス英語では、「r」の後の母音は弱くなるか、完全に省略される
例
「car」: アメリカ英語 [kɑr]、イギリス英語 [kɑː]
「near」: アメリカ英語 [nɪr]、イギリス英語 [nɪə]
「here」: アメリカ英語 [hɪr]、イギリス英語 [hɪə]
「u」の発音(特に「i」、「r」、「i」が前にある場合)
・アメリカ英語では、「yu」のように発音される。
・イギリス英語では、開いた「ʌ」の音に近い発音になる。
例
「duty」: アメリカ英語 [ˈdjuːti]、イギリス英語 [ˈdjuːti]
「schedule」: アメリカ英語 [ˈskedʒuːl]、イギリス英語 [ˈʃedjuːl]
「tube」: アメリカ英語 [tuːb]、イギリス英語 [tjuːb]
長母音と短母音の違い
・アメリカ英語とイギリス英語では多くの長母音と短母音の発音が異なる。
例
「bath」: アメリカ英語 [bæθ](バス)、イギリス英語 [bɑːθ](バース)
「can’t」: アメリカ英語 [kænt](カント)、イギリス英語 [kɑːnt](カーント)
「glass」: アメリカ英語 [glæs](グラス)、イギリス英語 [glɑːs](グラース)

「デイリーニュース」の教材だと、アメリカ英語とイギリス英語の両方の発音を練習することが出来ます。詳しくはこちらの記事をご参照ください。
スペルの違い
「-or」vs「-our」
名誉:アメリカ英語「honor」、イギリス英語「honour」
好意:アメリカ英語「favor」、イギリス英語「favour」
色:アメリカ英語「colour」、イギリス英語「colour」
「-er」vs「-re」
劇場:アメリカ英語「theater」、イギリス英語「theatre」
中心:アメリカ英語「center」、イギリス英語「centre」
メーター:アメリカ英語「meter」、イギリス英語「metre」
「-ize」vs「-ise」
実現する:アメリカ英語「realize」、イギリス英語「realise」
整理する:アメリカ英語「organize」、イギリス英語「organise」
認識する:アメリカ英語「recognize」、イギリス英語「recongize」
これら以外にも、「license」と「licence」、「catalog」と「calatogue」などもあります。
語彙の違い
同じ物や概念を表す語彙でもアメリカ英語とイギリス英語では異なることがあります。
「apartment」vs「flat」: アパート(アメリカ)/ フラット(イギリス)
「truck」vs「lorry」: トラック(アメリカ)/ ロリー(イギリス)
「elevator」vs「lift」: エレベーター(アメリカ)/ リフト(イギリス)
「cookie」vs「biscuit」: クッキー(アメリカ)/ ビスケット(イギリス)
「gasoline」vs「petrol」: ガソリン(アメリカ)/ ペトロール(イギリス)
「diaper」vs「nappy」: おむつ(アメリカ)/ ナッピー(イギリス)
「candy」vs「sweets」: キャンディ(アメリカ)/ スイーツ(イギリス)
「soccer」vs「football」: サッカー(アメリカ)/ フットボール(イギリス)
「flashlight」vs「torch」: フラッシュライト(アメリカ)/ トーチ(イギリス)
「trash can」vs「bin」: ごみ箱(アメリカ)/ ビン(イギリス)
「zipper」vs「zip」: ジッパー(アメリカ)/ ジップ(イギリス)

フリートークのレッスンでイギリス人講師にサッカーのことをSoccoerというと訂正されることが良くあります
これら以外にもたくさんあります。
単語の違いによるエピソードをいくつか紹介します。
「Pants」の誤解:
アメリカでは「pants」はズボンを意味しますが、イギリスでは下着(特に男性のアンダーウェア)を指すことがあります。アメリカ人がイギリスで「I like your pants」と言うと、不適切な発言と受け取られることがあります。
「First Floor」の違い:
アメリカでは「first floor」は建物の地上階を指しますが、イギリスでは一階は「ground floor」と呼ばれ、「first floor」は二階を意味します。アメリカ人がイギリスのビルで「first floor」へ行こうとすると、実際には二階に到着することになります。
「Rubber」の混乱:
アメリカで「rubber」は主にコンドームを指しますが、イギリスでは消しゴムのことを指します。あるアメリカ人がイギリスの学校で「Can I borrow a rubber?」と尋ねたとき、周りは驚いた表情をしました。これは言葉の地域による意味の違いが原因でした。
文法の違い
アメリカ英語とイギリス英語の文法の違いには、いくつかの主要な点があります。以下に具体的な例を挙げて説明します。
過去形と過去分詞の違い
アメリカ英語: 過去形と過去分詞で「-ed」を使うことが多い。
例: “I learned the lesson yesterday.”(私は昨日その教訓を学びました。)
例: “I have learned the lesson.”(私はその教訓を学びました。)
イギリス英語: 過去形と過去分詞で「-t」を使うことがある。
例: “I learnt the lesson yesterday.”(私は昨日その教訓を学びました。)
例: “I have learnt the lesson.”(私はその教訓を学びました。)
現在完了形の使用
アメリカ英語: 現在完了形よりも過去形を使うことが一般的。
例: “I already ate.”(私はもう食べました。)
イギリス英語: 現在完了形を使うことが多い。
例: “I have already eaten.”(私はもう食べました。)
可算名詞と不可算名詞
アメリカ英語: いくつかの名詞は不可算名詞として扱われる。
例: “I need to give you some advice.”(私はあなたにアドバイスをいくつか与える必要があります。)
イギリス英語: 同じ名詞が可算名詞として使われることがある。
例: “I need to give you some advices.”(私はあなたにいくつかのアドバイスを与える必要があります。)
集合名詞の扱い
アメリカ英語: 集合名詞を単数形で扱う。
例: “The team is playing well.”(チームは上手くプレーしている。)
イギリス英語: 集合名詞を複数形で扱うことがある。
例: “The team are playing well.”(チームは上手くプレーしている。)
国籍別の英語の特徴とレベル・目的別のおすすめ

オンライン英会話の講師選びで最初に悩むのがネイティブが良いのか非ネイティブにするのか。
それぞれのメリット、デメリットを踏まえて、自分のレベルや目的にあった方を選んだり、組み合わせてうまく使うのがおすすめです。
以下はネイティブと非ネイティブ講師の簡単な比較です。

私の場合は最初の3年ほどは非ネイティブ講師で、その後はネイティブ講師でレッスンを受けています。
ネイティブ講師 | 非ネイティブ講師 | |
メリット | ・正しい発音、文法、豊富な語彙が学べる ・実践的で自然な表現の英語が学べる ・自信がつく、その国の文化が分かる | ・料金が安く選択肢も多い ・非ネイティブ同志で気持ちが分かる、学習相談出来る ・聞き取りやすい、話せるようになった気がする |
デメリット | ・料金が高くスクールの選択肢も少ない ・講師の質や教え方にバラつきがある ・なんだか緊張する | ・講師によって英語力にバラつきがある ・国によって訛りやクセがある、発音は良くない ・語彙が少ない、応用力がない |
このようなメリット・デメリットを踏まえたうえで、ネイティブ、非ネイティブがおすすめな人は以下のような感じになると思います。
- ネイティブがおすすめ:中級以上の人、英語圏に在住予定/在住中の人、映画やドラマを字幕なしで楽しみたいという人
- 非ネイティブがおすすめ:初級~中級でアウトプットをどんどん増やしたい人、国内で英語を使う人、非英語圏に在住予定の人(お互いに第二外国語として英語を使う)
例えば、外資系勤務だったり、海外の拠点やクライアントと英語で会話する必要がある場合でも国内勤務であれば非ネイティブとのレッスンでも十分なケースが多いと思います。
では、それぞれの国別にもう少し詳しく特徴をみていきます。
日本人講師:初めての方には日本人講師がおすすめ
始めてオンライン英会話を受ける初心者はやっぱり日本人が安心。日本人独特の発音やイントネーションはあるかもしれません。講師の中には、子供の頃から海外に住む帰国子女もいますので、そういった講師は発音のネイティブ並み。

講師に限らず日本人の英語はいろんなクセや特徴があります。こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。私もなかなかクセが直りません。
日本人講師のメリットとデメリットは以下のようになります。
フィリピン人講師:初心者~中級者向けの定番
初心者~中級者までにおすすめなのがフィリピン人講師。フィリピンでは英語が公用語のひとつであるだけでなく、学校で使う主要言語が英語のため英語のレベルが高くアジアの中でもシンガポールに次ぐ英語力の高さ。
歴史的にも文化的にもアメリカの影響を大きく受けているので、フィリピン人の使う英語で発音やイントネーションアメリカ英語に近くなります。
もちろん、フィリピン人ならではの特徴もあり、主なものとしては、明瞭な発音(母音や子音をはっきりと発音する傾向)、独特のイントネーション(一般的なアメリカ英語より若干イントネーションが少ない)、母国語の影響(英語に存在しない音をタガログ語で代用)、などがあります。
人によって異なるので、発音が気になる方は事前にビデオでチェックしたり、講師を選ぶ際に長所の欄に「発音が綺麗」にチェックするのが良いと思います。
コールセンターなどのカスタマーサービスでの職務経験がある方などは発音が良い傾向にあります。

性格も明るく、教え方も丁寧、日本との時差も少ないのも人気の理由。
フィリピン人講師のメリットとデメリットをまとめると以下のようになります。
セルビア人講師:初級者~中級者でフィリピン人講師と組み合わせで
フィリピン人同様に初級者~中級者におすすめなのがセルビア人講師。
英語教育が普及しており、第二外国語として英語が使われているのでネイティブレベルでなくとも高い英語能力を持つ講師が多くなっています。
学校で習う英語はイギリス英語ですが、映画やドラマなどアメリカ文化の影響も受けて、アメリカ英語を話す講師の方が多いという印象です。
性格はまじめで落ち着いている講師が多く、丁寧に教えてくれる講師が多いので初心者でも安心。おとなしいけど話好きの講師も多くフリートークのレッスンにも向いています。

フィリピン人の講師はテンションが高い方が多く元気が出るのですが、落ち着いた雰囲気でレッスンしたいときはセルビア人講師がおすすめです。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。200人以上のセルビア人講師とのレッスン体験をもとに解説しています。
ネイティブ講師:中級者以上にはやっぱりネイティブスピーカー
先程も解説しましたが、アメリカ英語を習うなら、アメリカ人、カナダ人講師が良いと思います。
イギリス人の英語はアメリカ英語に慣れている人からすると最初は少し聞き取りにくいかもしれませんが慣れてくると聞き取れるようになりますし、イギリス英語はなんとなくカッコいいですよね。
南アフリカにもネイティブ講師が多くいます。南アフリカでは植民地の影響からイギリス英語に近くなります。南アフリカは多言語な国ですが学校での教育だけでなく家庭でも英語を使っているのがネイティブスピーカー。講師の人数が比較的多いので「今すぐレッスン」でも見つかりやすいです。
その他、人数は少ないですが、オーストラリア、スコットランド、アイルランドなどもイギリス英語をベースにしたネイティブスピーカー講師の国。
ネイティブキャンプで失敗しない講師の選び方
ネイティブ、非ネイティブ、どの国籍の講師を選ぶにしても、良い講師を選ぶにはコツがあります。
ネイティブキャンプで失敗しない講師の選び方を解説します。
以下のポイント(手順)を参考にすると自分にあった良い講師が選べます。
ネイティブキャンプは講師が13,000人以上と他社と比較しても多いですが、その分、講師の質にバラつきがあるのが実情。
自分なりに基準を設けて良い講師に当たる確率を上げるのがおすすめです。

ある程度ハズレ講師もいることを前提に自分にあたる確率を極力減らすという考えです
他社だと、DMM英会話は採用率5%、レアジョブは1%、QQ Englishは正社員のプロのみ、と講師へのこだわりをアピールしていますが、
ネイティブキャンプは具体的な数字は出していないので、やはり質より量の部分はあるのだと思います
ですので、これからご紹介する方法で出来るだけ良い講師を探すのがおすすめです。
人によって定義は違うと思いますが、こちらの記事では以下のように定義していますので参考にしてみてください。
・教え方が上手い、英語力がしっかりしている講師
・間違いをきちんと指摘してくれる講師
・褒めるのが上手、楽しいレッスンをしてくれる講師
・話を引き出すのが上手な講師
・ニーズに合わせてレッスン、アドバイスしてくれる講師
➊検索機能を最大限生かして絞り込み
レッスンの目的によって講師の選び方は変わってきますがその目的に応じて検索機能を最大限に生かしていきます。
例えば、
「今すぐ、フリートークを25分間みっちり、フリートークが得意なプロの講師とやりたい」
というようなケースだと、以下のように、選択。
この場合のポイントは、フリーワードのところに、「TESOL」という英語講師としての資格を入れることです。(他にも、TEFL、TESL、TKTなども資格名)

ネイティブキャンプでは約20%の講師が資格を持っています


この他にも「発音を徹底的に直したい」、「デイリーニュースで議論をしたい」、「楽しく会話したい」、等、目的に応じて検索機能をうまく使います
❷レイティング、レッスン回数など確認
レイティングは4.9以上、レッスン回数は1,000回以上、が目安
そうすると以下の講師がヒットしました。最近機能が変わったようで、ここで表示されるレイティングやレッスン回数は自分が選択した教材のものです。


さすがに、ちょっと条件を付けすぎたのでひとりしかヒットしませんでした。
良さそうなので、次に進みます。
(ヒットしなければ条件を少し変えます。例えば、今回一番厳しい条件はTESOLなのでそこを諦めればかなり多くヒットします(理論上は5倍))

モンテネグロの方とあまりレッスンした記憶がないのでもうちょっと詳細をみてから決めます。

レイティングは4.9以上、レッスン回数は1,000回以上、が目安ですが、こちらの講師は
レッスン全体の評価も4.96(直近100回の平均)、レッスン数も1,549回なので良さそうですね。
ただ、レッスンの数の割には予約数が少ないのがちょっと気になりますね。

ネイティブキャンプでは予約は有料(コインが必要)なので、予約数が多いということは有料でも受けたい講師ということになりますね。
❸ビデオ、自己紹介、口コミを確認
時間に余裕があればビデオをみて、発音やイントネーションを確認します。

今すぐレッスンで受けようとすると、講師の情報をみている間に講師が取れらる可能性があるので時間の使い過ぎには注意です。
少し発音が気になりましたが、フリートークでスピーキング力をあげるのが目的なので今回はこの講師にします。

自動字幕起こしなどの機能を使ってちゃんと発音できているかを確認する方法の一つです。
さらに時間があれば、経歴や、趣味、口コミなどをみても良いです。フリートークの場合は共通の趣味など話題を探しておくのも良いかも知れません。


経済学部、動物好き、料理、水泳、ヨガ、旅行、ゲーム、音楽、、、
もう少し余裕があれば、口コミも確認。
★4つ以下の口コミは、教材が最後まで終わらなかったもの、少し講師の方が話すぎ、というものでした。なんとなく頭に入れておこうかなという感じ。(普段はここまでみません)

【結果】
実際に受けてみましたが、良い講師でした。フリートークが得意というだけあって、ちゃんとフリートーク用に質問も準備していて良いスピーキングの練習になりました。

発音も動画でみたより良かったです。

レッスン後にレッスンのメモ欄に自分なりの講師の評価をコメントしておくとお気に入り登録していなくても、次回同じ講師がヒットした際の参考になります
【補足】追加情報:講師の特徴がわかりやすくなりました
これまでの機能以外に、講師の特徴についての評価が分かりやすくなりました。
9つの選択肢の中からレッスン後に最大で3つの特徴を選ぶことが出来てその内容が反映されるという仕組みです。

9つというのは、
落ち着いている、発音が綺麗、間違いを訂正してくれる、聞き上手、フレンドリー、説明がうまい、ボキャブラリーが豊富、チャットボックスを活用、文法に強い
です。こちらの講師だと、そのうちの3つ(落ち着いている、フレンドリー、発音が綺麗)、という特徴が上位だったようです。

実際に受けてみて、特徴通りだったという印象です。ネイティブなので発音が綺麗なのは当然だと思いますが、フレンドリーで落ち着いていてレッスンしやすい講師でした。
レッスン後の評価は以下のようにします。5段階評価と特徴(最大3つ選択)。良いと思えばお気に入りへの追加。

お気に入り登録
レッスン後に良い講師だと思えばお気に入りに登録しておきます。
講師を検索する際にお気に入りから選ぶこともできますし、逆に、受講歴があっても、お気に入りに入れていない講師は何か気に入らない理由があったということで参考になります。
逆に、以下のような講師は出来るだけ避けるのが無難です。
これらの講師の中にももちろん自分にあった良い講師もいるとは思いますが、あくまでも確率の問題でなるべくイマイチな講師にあたる確率を減らした方が良いという考えです。
これらの対処をして、効率よく、なるべく早く判断して「レッスンに進む」ことで、つながりにくいという確率も減らせます。
まとめ
レベル・目的別のおすすめの講師の国籍
- 初心者:日本人講師、フィリピン人講師
- 初級者~中級者:フィリピン人講師、セルビア人講師
- 中級者~上級者:アメリカ人、イギリス人、その他のネイティブスピーカー
国籍別の講師の特徴
- 日本人:アメリカ英語、独特の発音、イントネーションがあることも、初心者には良いけど中級者向けでは対応していない教材が多かったり予約が取りにくいというデメリットもある。
- フィリピン人:アメリカ英語、発音に訛りがあることもあるが全般的に英語力は高い。明るい性格の方が多く若い講師も多い。女性講師の比率が多い。
- セルビア人:教育はイギリス英語だが話すのはアメリカ英語というケースが多い。落ち着いた雰囲気の講師が多く話しやすい。欧州の文化に触れたいという方にもおすすめ。
- ネイティブスピーカー(アメリカ、イギリス、他):同じネイティブでも国によって発音、語彙などが少しずつ違う。非ネイティブスピーカーと比較すると年齢が高め。
講師の選び方
- 検索機能を最大限生かす
- レイティングは4.9以上の講師を選ぶ
- 時間があればビデオ、自己紹介、口コミを確認
- 良いと思った講師はお気に入りに登録
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