【徹底比較】ネイティブキャンプとDMM英会話、どっちがおすすめ?

比較記事

オンライン英会話の中でも特に人気の高い「ネイティブキャンプ」と「DMM英会話」ですが、どちらも有名ですし、口コミもたくさんあって迷いますよね。

実際にはどちらがおすすめなのでしょうか?

ネイティブキャンプの使い放題は魅力だけど、DMMも評判は良いし。どっちが自分にあってるんだろう・・・

結論は、両方おすすめですが「使い方によって向き不向きがある」です。

当たり前のように聞こえますが、実際に両方を使って、各項目を比較して本当にそう思います。

もし本当に迷ったらDMM英会話の価格改定の影響もあるのでネイティブキャンプを個人的にはおすすめします。

この記事で分かること
・ネイティブキャンプ、DMM英会話、はそれぞれどういう使い方にあっているのか
・ネイティブキャンプとDMM英会話の共通点
・両者で異なる各項目の詳細比較(講師、教材・カリキュラム、価格、サポート)


【結論】使い方によって向き不向きがある

いきなり結論になりますが、

「ネイティブキャンプ」と「DMM英会話」どちらもおすすめのオンライン英会話で、使い方によって向き不向きがあるので、自分に合った方を選ぶです。

では、どういう使い方が「ネイティブキャンプ」でどういう使い方が「DMM英会話」なのでしょうか?

  • 忙しい人、アウトプットを重視したい人 → ネイティブキャンプ
  • コツコツ毎日、予習復習もしっかりやりたい →DMM英会話
  • 家族で受けたい → ネイティブキャンプ

詳細比較はこのあと色々としていきたいと思いますが、

ネイティブキャンプの最大の特徴は「レッスン回数無制限、予約なしで受けられる」という点。

一方のDMM英会話は「1日の回数制限はあるが、質の高い講師、教材がそろっている

からです。

あとは、特殊なケースだとは思いますが、家族で受けたいという人は断然ネイティブキャンプがお得です。

どちらか、本当にまよったら個人的におすすめするのはネイティブキャンプです。

2023年2月からDMM英会話価格改定を実施し、値上げしました。そのため、ノンネイティブ、ネイティブとのレッスンともに、ネイティブキャンプの方が断然お得になってしまったからです。

ネイティブキャンプとDMM英会話の【比較一覧表】

両者を比較した一覧表は以下です。

ネイティブキャンプ
DMM英会話
月額料金
(基本)

6,480円(無制限)

7,900円(1日25分)
月額料金
(ネイティブ)

16,280円(無制限)

19,880円(1日25分)
月額料金
(家族)

1,980円(無制限)
×
講師
13,000人(採用率未公開)
フィリピン人を中心に多国籍、ネイティブ、日本人

6,200人(採用率5%
フィリピン人を中心に多国籍、ネイティブ、日本人
教材
16,000以上、オリジナル教材、日常英会話、ビジネス英会話、TOEIC、等、基本的に無料

10,000以上、オリジナル教材、日常英会話、ビジネス英会話、TOEIC、等、基本的に無料
対応時間
24時間、予約不要

24時間、要予約
予約
可能(ただしコイン必要)

無料(ただし、1回~3回まで)
システム
独自のシステム、スマホ、タブレット対応可能(アプリ

独自のシステム、スマホ、タブレット対応可能(プラウザ
特徴予約不要、回数無制限、カラン対応学習アプリiKnowが無料で使用可能

ネイティブキャンプとDMM英会話の【共通点】

他のオンライン英会話スクールなどと比較すると、この2社は共通点が多いです。

  • 共通:教材(数、バラエティ)、講師(人数、多国籍)、24時間対応、独自システム、ネイティブプランあり

講師はともにネイティブや日本人も含む多国籍で、10,000人以上、と他社と比較しても圧倒的な人数とバラエティを誇ります。

教材のバラエティ、数についてもともに10,000以上と他社を圧倒していてともに充実した内容になっています。

24時間対応という点も共通点です、こちらも他社、例えばレアジョブなどでは対応していない点です。

独自のシステムを使っているのも共通点です。ともに使いやすいシステムでPCはもちろんスマホ、タブレットからでもレッスン可能です。

追加料金を払えばネイティブプランがあるというのも共通点。

ネイティブキャンプとDMM英会話の【相違点】

  • ネイティブキャンプ:レッスン回数無制限、予約不要、予約の際は有料(コイン)5分単位のレッスン可能
  • DMM英会話:回数制限あり、繰り越し不可、予約は無料、レッスンは25分単位のみ 

最大の相違点は何といっても、

ネイティブキャンプがレッスン回数無制限なのに対して、DMM英会話は回数制限ありという点。

DMMはプランによって違いがあるが、ネイティブキャンプと同様の月額6,480円のオプションだと、1日1回で、レッスンの繰り越しは出来ない。

逆に、予約については、DMM英会話は無料(そもそも予約しないと受けられない)に対してネイティブキャンプは有料(コイン使用(1回あたり100円~1,000円相当))


詳細比較

おおざっぱには共通点が多い両者ですが、細かいところではもちろん違いがありますので、各項目ごとにみていきたいと思います、

講師を比較:人数や国籍、検索画面はどう違うの?

比較表

ネイティブキャンプ
DMM英会話
講師の人数13,000人6,200人
ネイティブ2,800人
(南アフリカ込み)
1,200人
(南アフリカ込み)
フィリピン人5,300人3,000人
その他外国人4,200人1,500人
日本人700人500人
採用採用率は未公開採用率は5%
教育・他教材バッチ制度フォローアップシステム
情報レイティング(5段階)、口コミ、紹介文、紹介動画、等レイティング(5段階)、口コミ、紹介文、紹介動画、等

※上記人数は、講師検索画面で確認した結果(2023年11月時点)の概算になります。

講師の人数はネイティブキャンプの方が多い。アクティブな会員数は公表されてないなが、累計会員数はともに100万人以上と増える受講生に対応すべく積極的に採用している。

割合としてはネイティブや日本人の比率は似たような傾向で、フィリピン人はネイティブキャンプの方が比率が高く、DMMはフィリピン人以外のノンネイティブの外国人の割合が多いです。

どちらも色んな国の講師と会話できるのは他のスクールにはないメリット

採用基準はDMMは5段階のプロセスを経て5%が採用というのを公表していますが、ネイティブキャンプは特に公表していません。

大差はないけど、DMMの方が若干講師の質のバラつきが少ないという印象

検索画面

ネイティブキャンプ、DMM英会話ともに講師を検索・予約する画面では選択項目が色々とあり便利。

使っていく上では、ネイティブキャンプは教材に応じて講師を選んでいくのに対して、DMM英会話は、レベルや用途で選んでいくという感じです。

【ネイティブキャンプ】

【DMM英会話】

講師紹介画面

検索したあとに講師を選択すると、ネイティブキャンプ、DMMともに豊富な情報が出てくる。

評価はともに5段階、講師の自己紹介ビデオで発音確認、自己紹介文、口コミなども豊富。

経験値からの目安だと、ネイティブキャンプは4.9以上、DMM英会話は4.8以上の講師だとハズレ講師にあたる確率は低いように思います。

参考までに、どういう情報があるのかみていきます。(必要のない方は読み飛ばしてください)

【ネイティブキャンプ】

この講師だと、レイティングも高いし、レッスン回数も多くて良さそう

TESL、TESOLの英語教育の資格も持っているし、40代の人ともレッスンをやっているので安心

口コミも良さそう。低いものも確認したけど「一方的に話す」という内容、受けるならそこは何となく覚えておこうかな。

【DMM英会話】

講師歴3年以上、レイティングも高いし、お気に入りもかなり多いので良さそう。大学で教授として働いているみたい。

口コミも良さそう。一部、あまり話を聞いていない、とか態度が気になるようなコメントはありましたが、これだけの件数があればそういうこともあるのかな。

教材・カリキュラム

次に、教材・カリキュラムの比較です。

どちらも充実した内容ですが、詳細は若干異なります。

教材ネイティブキャンプ
DMM英会話
デイリーニュース
ディスカッション
(5分間ディスカッション)
トピックトーク
(テーマ別会話)
写真描写
(スピーキング)
スピーキング
(スピーキング、Speaking Now)
日常会話
(初級、中級、上級)

(初級、中級、上級)
文法
(入門、初級、中級、中上級、イラストで学ぶ英文法)

(初級、中級、上級、Grammar in Use)
発音
(トレーニング(基礎、応用)、実践、イギリス発音)
初心者
(初めてのレッスン、SIDE by SIDE、キッズカラン)

(SIDE by SIDE、瞬間英作文)
キッズ
(キッズコース、レッツゴー)

(レッツゴー、エレメンタリーリーディング・シリーズ)
ビジネス
(ビジネス英会話、実践!仕事の英語、スタディサプリ、ビジネスカラン)

(ビジネス、シーン別本当に使える実践ビジネス英会話)
その他のトピック
(世界一周旅行、都道府県教材、異文化コミュニケーション)

(健康とライフスタイル、旅行と文化、世界の文学)
語彙
(5分間単語クイズ)
TOEIC
(L&R TST 600点対策コース、800点対策コース)

(TOEICスピーキングリアル模試)
英検
(二次試験対策コース、スタディサプリ)

(英検対策)
その他資格×
(IELTSスピーキング対策、TOEFL iBTスピーキング)
スピーキングテスト
(アプリ内で対応)
カラン
(カランメソッド、キッズカラン、ビジネスカラン)
×

両者ともにかなり充実した内容。

デイリーニュースは2社ともに看板コースとして評価も人気も高い。アーカイブ数ではDMM英会話の方が歴史が長い分多いが、毎日のリリース数はネイティブキャンプの方が多い。

DMM英会話はディスカッション中心、ネイティブキャンプはリスニングがある、という点が違い。

デイリーニュースは本当にどちらも良い教材で毎日更新されるのでやっていても飽きない

その他、トピック別の会話や写真描写、等より充実しているのはDMM英会話、発音や文法が充実しているのはネイティブキャンプといった感じ。

ビジネスはともに、少し物足りないという印象。

ビジネス教材は少し物足りないですし、講師の方でビジネス経験のある方は少ない印象ですね

その他だと、ネイティブキャンプにはカランがあるのが大きな特徴。

どちらもオリジナル教材は全て無料でレッスン中でなくても閲覧可能

価格はネイティブキャンプの方が割安

ネイティブキャンプ
DMM英会話
月額料金
(基本)
6,480円(回数無制限)5,450円(25分x月8レッスン)
7,900円(1日25分x1レッスン)
12,900円(1日2レッスン)
17,900円(1日3レッスン)
月額料金
(家族)
1,980円(回数無制限、会員の家族の料金)なし
月額料金
(ネイティブ)
16,280円(回数無制限/本人)
11,780円(回数無制限/会員の家族)
12,980円(25分x月8レッスン)
19,880円(1日25分x1レッスン)
38,980円(1日2レッスン)
56,920円(1日3レッスン)
予約コイン必要(50(100円相当)~500(1,000円相当)/回)なし

月に8回しかレッスンをしないという人を除いては、基本料金はネイティブキャンプの方が安いですし、さらに回数無制限ということを考えると、レッスンをたくさん受けるひとにはネイティブキャンプは1回あたりのコストは圧倒的に安いです。

他のスクールと比較すると、毎日コツコツ1回ずつレッスンを受けるのであればDMMもレッスン当たりのコストパフォーマンスも決して悪くはないです。

決まった講師を予約してレッスンを受けたい場合はDMMは予約料がかからないので結果的に割安になるケースはあるかもしれません。

家族で一緒にやるなら、1,980円と破格のネイティブキャンプ一択です。

サポート・システム

ネイティブキャンプ
DMM英会話
カウンセリング
1回/月の無料カウンセリング
×
教材確認
オリジナル教材は全て可能

オリジナル教材は全て可能
自習ツール
自習コンテンツ(リスニングマラソン、リーディングマラソン、スピーキングテスト、等)が同一プラットフォーム内で利用可能

人気アプリiKnow!が無料で利用可能
録音機能

ネイティブキャンプでは毎月1回無料でカウンセリングが受けられるので学習プランの相談やおすすめの教材・コースなどが聞けて便利です。

両者ともに、オリジナル教材は全ていつでも閲覧可能なので予習・復習に便利です。ただ、市販の教材は大半がレッスン中にしか閲覧できないので注意が必要。どうしても必要な場合は別途購入が必要。

自習ツールについては、DMMは人気のアプリiKnow!が無料で使えるのが大きな魅力。(通常は月額1,510円)、ネイティブキャンプでもプラットフォーム内にいくつか自習コンテンツがありますし、AIが評価してくれるスピーキングテストはいつでも受けられるのでおすすめです。

DMM英会話、ネイティブキャンプともに録音機能があり非常に便利。ネイティブキャンプでは2022年の9月末から録音機能が追加されました。

ネイティブキャンプは以前は自分で録音していたので、機能が追加されてとても便利になりました!


口コミ・評判

まとめ

ネイティブキャンプとDMM英会話の共通点、異なる点(お互いの優れている点)をまとめてみまし

共通して良いところ
共通してイマイチなところ
・講師が多国籍、ネイティブプランもある
・充実した教材とカリキュラム
・24時間対応
・独自のプラットフォームが使いやすい
・講師の質にバラつきあり
・通信の質にバラつきあり
・ネイティブは別料金
・ビジネスはいまいち物足りない
ネイティブキャンプの方が良い点
DMMの方が良い点
・受け放題・予約なし
・カウンセリング無料
・カラン対応
・ファミリープラン
・無料体験が7日
・予約無料
・iKnow無料
・録音機能
・講師の質が若干安定
・通信が若干安定

どちらが良いかは、使い方によって以下のように分けられると思います。

  • 忙しい人、アウトプットを重視したい人 → ネイティブキャンプ
  • コツコツ毎日、予習復習もしっかりやりたい →DMM英会話
  • 家族で受けたい → ネイティブキャンプ

あとは、好みの部分もあるし、やってみないと分からないところもあるので、無料体験をしてみて判断するのがおすすめです。

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