【確実にレベルアップ】レアジョブ英会話のスピーキングテスト「内容と攻略法を解説」

レアジョブ

大手オンライン英会話のレアジョブ英会話のスピーキングテスト「PROGOS」はご存じでしょうか?

レアジョブ会員なら毎月1回~2回無料で受験出来て、AIによる10段階の結果や学習方法のアドバイスなどが得られるというもの。

簡単に受験可能で結果もすぐに出るので自分の実力を定期的に確認したり、自分の強みや弱みを把握して学習プランに反映させるのにも最適です。

この記事では、そのレアジョブのスピーキングテストについて、実際に受けてみた感想とともに内容と対策について詳しく解説していきたいと思います。

確実にレベルアップする攻略方法や裏技も紹介しています。

この記事で分かること
・レアジョブのスピーキングテストってどんなもの?役に立つの?
・実際にはどんな内容のテストなのか?
・良い点数を取るにはどうしたら良いのか?スピーキング力を向上させるには?
・非会員でも毎日無料で受験可能な裏技が分かる

レアジョブのスピーキングテストの特徴

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スピーキングテスト
特徴

レアジョブのスピーキングテストの特徴について4点解説していきます。

  • ビジネスに特化した内容
  • 【手軽で簡単】所要時間20分、毎月無料、24時間いつでも受けられる
  • CEFR-Jを基準に10段階のレベル分け
  • 【AIを活用】すぐ出るテスト結果と詳細なフィードバック

特徴➊ ビジネスに特化した内容

レアジョブ英会話のスピーキングテストはビジネスに特化した内容

パート1~パート5までという構成ですが、パート1の最初の数問以外はほぼ全ての問題がビジネスに関連した内容です。

グラフを使ったプレゼンやビジネスに関連したトピックを使ったロールプレイなど実際のビジネスシーンを意識したような内容になっています。

特徴❷ 【手軽で簡単】所要時間20分、毎月更新、24時間いつでも受けられる

お手軽で簡単に受けられるのが特徴であり魅力のひとつ。所要時間は20分。

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特徴

日常英会話(7,980円(毎日25分の場合))の会員だと毎月1回、ビジネスコースまたは中高生コース(12,980円(毎日25分))の会員だと毎月2回、無料で受けることが出来る。

24時間いつでも受講可能なのも便利。

パソコンの通常のブラウザ画面からでも可能、スマホ・タブレットでもブラウザ経由なら受験可能。

個人的にはブラウザ経由でやるならパソコンで安定した環境でやることをおすすめします。

後で紹介する裏技のPROGOSのアプリ(レアジョブのアプリとは別)を使えば、スマホ・タブレットでもアプリで受験可能。

特徴❸ CEFR-Jを基準にした10段階のレベル分け

スピーキングテストの結果は、国際規格であるCEFRの日本版、CEFR-Jを基準にした10段階。

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特徴

CEFR/CEFR-Jとは?

CEFRは”Common European Framework of Reference for Languages(ヨーロッパ言語共通参照枠)”の略でヨーロッパで使われている外国語の習熟度や運用能力をはかる国際基準。

CEFR-JはCEFRをベースに日本人の英語力が低いレベルに偏りがちであること、細かいサブレベルがあったほうが学習するうえで有効、との考えから開発されたもの。

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特徴

日本人になじみのある英検になおすと、

  • 英検3級=レベル1~3
  • 英検準2級=レベル1~5
  • 英検2級=レベル4~7
  • 英検準1級=レベル6~8
  • 英検1級=レベル8~10

少し幅はありますがこんな感じです。

英語を使う日本人のビジネスパーソンを対象にした場合、一般的な社員はB1以上(レベル6以上)、管理職の場合はB2以上(レベル8以上)が理想的とのこと。

管理職だとレベル8、英検1級もしくは準1級相当って結構厳しい基準ですね・・・頑張らないと

特徴❹ 【AIを活用】すぐ出るテスト結果と詳細なフィードバック

音声認識技術とAIをベースに採点されるので、試験の後すぐに結果が出て見方も簡単で分かりやすい。

評価は6つの指標とそれらを合わせた総合評価が確認できます。

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6項目に関するそれぞれの評価と分析やアドバイスが得られます。

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特徴

総合的な総合評価が、CEFR-Jとレアジョブのレベルで表示されます。

こちらの例だとCEFR-JがA1 High、レアジョブのレベル3という内容。英検だと準2級あたり。

結果やアドバイスがすぐに出るののは自分の学習に反映できて便利ですね。

レアジョブのスピーキングテストの内容とポイント

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内容

具体的なテストの内容をみていきます。

テストは5つのパートに分かれていて所要時間は全部で20分。

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内容

それぞれ順番にみていきます。こちらの10分ほどの動画でも解説しています。その中で紹介されてい回答ポイントも記載しておきます。


【全体を通してのポイント】
無音は全く評価されないので、分からなくてもとにかく何か発話すること。

Progos解説動画

Part1 インタビュー

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内容

全部で10問ありますが、最初は簡単な質問で「好きな食べ物は?」、「昨日の天気はどうでしたか?」といったような内容。

そこから少しずつ、複雑でビジネスに関連したような内容になっていきます。

単純に答えるだけでなく、少し説明を加えて、20秒を使い切った方が点数が伸びるようです。

【回答例】
“My favorite kind of food is all types of Japanese cuisine because it’s good for our health. I eat Japanese dishes about 5 days a week, and my absolute favorite is sushi. I live in the U.S., but Japanese food is really popular here too.”

「好きな食べ物は日本食全般です。なぜなら日本食は体にとても良いからです。週に5日は日本食を食べています。その中でも特に好きな食べ物は寿司です。私はアメリカに住んでいますが、こちらでも日本食はとても人気があります。」

と言った感じで、自分が思っていないことや実際にはやっていないことだったとしても、出来るだけ詳細に、20秒を上手く使うのがコツです。

まずは質問に確実にこたえて、その後に話を少し広げていくというのがポイントです。

10問は意外と多く感じるかもしれませんが、最後まで集中して質問を聞き逃さないように注意が必要です。

【短い質問に即答する】
音声をよく聞き、質問趣旨やキーワードを把握
論理構成を考え、回答時間いっぱい話を展開
聞き取れた部分や単語から、とにかく何か発話

Progos解説動画

Part2 音読

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内容

続いては音読の問題で全部で8問あります。

こちらも、後半になるにつれて文章が長くなりますので10秒の使い方に気を付ける必要があります。

詰まらなければ10秒以内で読み終わりますが、分からない単語などがあった場合は注意が必要です。

ネイティブキャンプのスピーキングテストと違って準備時間がなくいきなり始まります

【意味を理解しながら、聞き手にわかりやすく】
The company should develop / an online application system / for membership cards.↷
文章の区切り / (スラッシュ)
強調する単語 太字
単語のアクセント 赤字
イントネーション 矢印 

Progos解説動画

Part3 プレゼンテーション

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内容

パート3では決められた内容について60秒でプレゼンをします。その際に3つの内容を織り交ぜてプレゼンする必要があります。

準備時間が40秒ありますが、要点をメモしたり、ある程度の構造(導入、中間、最後、に分けるなど)を考え当たり、具体例やそこで使う固有名詞や単語をメモする、などが良いと思います。

こちらも、60秒をしっかり使いきることが重要です。

こちらの例だと、「初めてビジネスで出張に行ったときのことを、いつ(When)、どどうして(Why)、どのように(How)、いったのかを交えて説明」、という内容です。

【回答例】
“I clearly remember my first business trip. It took place in autumn of 2018.

The main reason for the trip was to attend a training session for a new software our company adopted.

I traveled to Osaka by Shinkansen.

I recall being extremely excited yet somewhat nervous since it was my first time representing my department.

The train ride was smooth, and I used that time to go over my notes and ensure I was well-prepared.”

「初めての出張ははっきりと記憶しています。それは2018年の秋でした。出張の目的は、当社が新たに導入したソフトウェアのトレーニングに参加するためでした。大阪へは新幹線で移動しました。部門を代表するのは初めてだったので、わくわくしていた一方で、少し緊張もしていました。新幹線の中で、ノートを確認しながら準備をする時間も確保できました。」

【1分間の長い説明を展開する】
音声と文字情報で示す条件をカバー
未経験のトピックでも、想像して言いやすい内容で論理構成を意識
豊富な語彙・正しい文法
話の流れや文章のつながりの表現

Progos解説動画

Part4 グラフ・図を用いたプレゼンテーション

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内容

パート4ではグラフの説明です。

こちらは、慣れの部分も多いと思います。

何度か練習してパターンを覚えれば比較的簡単ですが、慣れないと詰まってしまったりして点数が伸びません。

こちらの例だと、「D社のメルマガの購読者数のグラフについて説明せよ」という内容ですが、過去5年間(予算期)の購読者層(高校生、大学生、社会人)の推移を説明していく形になります。

【回答例】

“This graph illustrates the number of e-Mall Magazine subscribers of Company D over the past five years. We can see three distinct groups: high school students, college students, and office workers.

High school students began with impressive figures but experienced a notable decline by the fifth year. Meanwhile, the college students’ numbers have remained relatively stable, indicating their consistent interest. The standout group, however, is the office workers, who have steadily increased and emerged as our most significant subscriber base by the end.

In essence, while student subscriptions have seen varied trends, office workers have showcased a growing affinity for our magazine. This evolution in our audience composition offers invaluable insights for our future endeavors.

Thank you.”

「このグラフは、過去五年間にわたるCompany Dのe-Mallマガジンの購読者数を示しています。高校生、大学生、オフィスワーカーの三つの明確なグループが見られます。

高校生は初めは高い数値を示していましたが、第五年には顕著な減少を見せています。一方、大学生の数は比較的安定しており、彼らの持続的な関心が示されています。しかし、最も注目すべきグループはオフィスワーカーで、彼らは着実に増加し、期間の終わりには最も大きな購読者基盤として浮上しています。

要するに、学生の購読は様々なトレンドを見せていますが、オフィスワーカーは我々の雑誌への増加する好意を示しています。この購読者構成の進化は、今後の取り組みにとって非常に貴重な洞察を提供しています。

ありがとうございました。」

【グラフ・図で示されている情報を口頭説明】
何を示しているか
どんなことが読み取れるか
より詳細に時間いっぱい説明
語句表現:グラフ種、色、数字、動向、推移や位置関係

Progos解説動画

Part5 ロールプレイ

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内容

最後はロールプレイ、ある場面を想定して質疑応答をしていくというものです。

それぞれ30秒ずつありますので時間も意識して出来るだけ多く、スムーズに会話していきます。

AIが相手ですが、なるべく自然な会話のキャッチボールをするように心がけるのがおすすめ。

【質問と回答例】
“How do you usually prepare for a business dinner with a client?”
「クライアントとのビジネスディナーのために、通常どのように準備しますか?」

“I usually start by researching the client’s background and their company’s recent developments. It’s important to be well-informed. Then, I choose a suitable restaurant that aligns with the client’s preferences and dietary restrictions. Lastly, I review the agenda to ensure a productive conversation.”

「私は通常、クライアントの背景や彼らの会社の最近の動向をリサーチすることから始めます。よく情報を知っておくことが重要です。次に、クライアントの好みや食事制限に合わせた適切なレストランを選びます。最後に、生産的な会話を保証するためにアジェンダを再確認します。」

“Can you mention some dos and don’ts during a business dinner?”
「ビジネスディナー中の行うべきことと行ってはいけないことを教えてもらえますか?」

“Absolutely. During a business dinner, it’s essential to maintain professionalism. Do listen actively and show genuine interest in the conversation. Also, do be punctual and polite to the staff. As for don’ts, avoid discussing controversial topics, don’t interrupt the speaker, and refrain from overindulging in alcohol.”

「もちろんです。ビジネスディナー中は、プロフェッショナリズムを保つことが必要です。積極的に聞き、会話に真剣に興味を示すことが大切です。また、時間厳守であり、スタッフに対しても礼儀正しくすることも重要です。行ってはいけないこととしては、議論を引き起こす可能性のあるトピックを避け、話し手を遮らないこと、そしてアルコールを過度に摂取しないことが挙げられます。」

【特定のトピックの複数回の会話のやりとり】
論理構成(主張→根拠→具体例等)
複数質問の場合は、なるべくすべてカバー
未経験なことも想像して、表現できる内容で回答
聞き取れなくても、文字や音声から得た情報から類推

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テスト結果

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結果

こちから、初めて受験した結果。B1 High/Level 7 。

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結果

初めてということもあってか時間配分やPart5のロールプレイの間などが難しく感じました。

点数が低いところは納得のの内容。

例えば、正確さは、文法的に間違い(複数形や時制など)、やりとりは、ロールプレイの要領が分からなかった、など。

なので、AIがしっかり採点しているという印象です。

各6項目に対するフィードバックもあります。

学習例や、レアジョブでのおすすめ教材やそのレベルなども紹介されているので参考になります。

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結果

レアジョブのスピーキングテストに関する口コミ

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口コミ

口コミをいくつか紹介します。

全体的にテストを継続して受けて習慣化している人が多いという印象です。

モチベーションキープにとても良さそうですね。

スピーキング力をあげる方法/レベルアップのコツ

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レベルアップのコツ

スピーキング力そのものをあげる、レアジョブのスピーキングテストでレベルを上げるおすすめの方法についていくつか紹介したいと思います。

  • レアジョブのレッスンでスピーキング力をあげる
  • PROGOSのアプリを使って練習してコツをつかむ(裏技)
  • テストの際は出来るだけ良い環境で

レアジョブのレッスンでスピーキング力をあげる

実際のレッスンでスピーキング力を地道にあげていくのが王道です。

具体的な例だと、パート4のグラフの読み取りは「実践ビジネス」というコースのチャプター6で表現が出てきたりします。

パート4はある程度決まった表現を覚えればいい点数が取れそうですね

また、全般的には、デイリーニュース、スモールトークなどの教材を通してスピーキング力をあげていくのがおすすめの方法。

レッスンを通して、ある程度決まった表現を自分のものにしていってスピーキングテストで試してみるというサイクルでモチベーションもキープできます。

PROGOSのアプリを使って練習してコツをつかむ(裏技)

PROGOSのアプリをダウンロードすれば無料で毎日テストを受けることが出来ます。

内容はレアジョブのテストと同じもの。結果はCEFRのLevelのみが表示される形ですので、レアジョブのレベルは定かではありませんが、表を使って確かめると以下の例で、レベル8。

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レベルアップのコツ

前日にレアジョブ経由で受けた内容と全く同じ問題でした。慣れもあってレベルがあがりました。

こちらで練習しておけば、レアジョブ経由でのテストでも高得点が狙そうです。

むしろこちらのアプリでやっておけば、レアジョブ経由でやらなくても良さそうです

フィードバックもレアジョブ経由と同じく詳しい内容なので、会員にならなくても、自分の英語力を測る指標として便利なアプリです。

ネイティブキャンプやキャンブリーなど他のスクールを使っているときもこちらのテストを活用して定期的に自分の実力を確認しています

テストの際は出来るだけ良い環境で

AirPodsのようなワイヤレスのヘッドホンでやると音声がうまく認識できないケースがありましたので、私の場合は有線のヘッドホンを使うようにしました。

また、スマホからの受験はあまりおすすめしません。文字やグラフが小さいとみえにくいのと、通信環境が安定しないと、途中でマイクの接続確認が何度も入りますし、自分が思ったより低い結果になる可能性があります。

自分が思っているより少しゆっくり、大きな声でスピーキングする方が点数が上がりやすい。

Part2、Part3を回答するときは、つまりそうになっても、日本語が出ないように気を付ける。

「えーっと」、「うーん」とかついつい言葉につまると日本語がでてしまうので注意した方が良いですね

時間は出来るだけ最後まで使った方が点数が上がりやすいです。

初回受験から1カ月後の2回目の結果は以下。レベルアップのコツなどの効果もあり1カ月で初回より1段階レベルがあがりました

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レベルアップのコツ

まとめ

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まとめ

最後にもう一度、レアジョブのスピーキングテストの特徴と対策をまとめておきたいと思います。

【特徴】

  • ビジネスに特化した内容
  • 【手軽で簡単】所要時間20分、毎月無料、24時間いつでも
  • CEFR-Jを基準に10段階の評価
  • 【AIを活用】すぐ出るテスト結果と詳細なフィードバック

【対策】

  • レアジョブのレッスンでスピーキング力をあげる
  • PROGOSのアプリを使って練習してコツをつかむ(裏技)
  • テストの際は出来るだけ良い環境で



レアジョブと同じようにAIがスピーキングテストをしてくれてレッスンだけでなくテストも何度でも受験可能なネイティブキャンプもおすすめのスクールです。こちらの記事で解説しています。

ビジネスのプレゼンで使えるフレーズは以下も参考にしてみてください。

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