仕事上で英語を使う際、必要不可欠なスキルがメールによる英文ライティングです。特に海外とのコミュニケーションでは、失礼がないよう、またコミュニケーションエラーを避けるために注意が必要です。
私自身もそうですが、メールを作成する際に、「どのように表現したら良いのかわからない」「いつも同じフレーズばかり使ってしまう」などと感じることはないでしょうか。
この記事では、メールの基本的な構成に従い、順番に役立つフレーズを紹介します。また、一般的な構成とは少し異なる状況に対応するフレーズについても合わせてご紹介します。
これらのフレーズを参考に、あなたの英文メール作成がより効率的になることを願っています。
- ビジネスメールで使うフレーズ【基本形】
- ①件名
- ②宛先/相手の名前
- ③挨拶
- ④自己紹介
- My name is [Your Name], and I am [Your Position].
- I work for [Your Company] as a [Your Position].
- You may not know me, but I am [Your Name], the [Your Position] at [Your Company].
- We’ve not yet had the pleasure of meeting. I’m [Your Name], [Your Position] at [Your Company].
- I am reaching out from [Your Company]. My name is [Your Name] and I serve as the [Your Position].
- ⑤目的
- ⑥詳細
- ⑦結論/要求
- ⑧礼状
- ⑨著名
- ビジネスメールで使うフレーズ【その他の形】
- 【補足】おすすめのオンライン英会話スクールとフレーズ集のリンク
ビジネスメールで使うフレーズ【基本形】

ビジネスメールで良く使われる基本的な構成は以下のように大きく9つのパートに分けることが出来ます。それぞれのパートごとに代表的なフレーズを5つずつ紹介していきます。
①件名:Meeting Request for Project Collaboration
②宛先/相手の名前:Dear Mr. Johnson,
③挨拶:I hope this email finds you well.
④自己紹介:I am John Smith, the project manager at XYZ Corporation.
⑤目的:I am writing to propose a meeting regarding a potential collaboration on our upcoming project.
⑥詳細:We believe that your expertise in the field would be greatly beneficial to the project. The aim is to create a new software system that could potentially revolutionize the way we handle data processing. We are hoping to discuss the project requirements, your possible roles, and the compensation details.
⑦結論/要求:Could we schedule a meeting next week to further discuss this? Please let me know a date and time that would be convenient for you.
⑧礼状:Thank you for considering my request. I look forward to your positive response.
⑨署名:Best regards,
John Smith
Project Manager, XYZ Corporation
Email: johnsmith@xyzcorp.com
Phone: 123-456-7890
①件名

メールの内容を簡潔に伝えます。具体的で明確にすることで、受信者がメールの内容を把握しやすくなります。
Meeting Request
(ミーティングの要請)
ミーティングの要請をする際に使う一般的なフレーズです。この件名を見ると受取人は会議の要請であることをすぐに理解します。
例文:
Meeting Request: Project Update
(ミーティングの要請:プロジェクトのアップデート)
Urgent: Server Issues
(緊急:サーバーの問題)
何か緊急の問題が発生した時に用いるフレーズです。ここでは「サーバーの問題」がその緊急の事態となります。
例文:
Urgent: Server Issues Need Attention
(緊急:サーバーの問題に対処が必要)
Invoice Attached
(請求書添付)
請求書がメールに添付されていることを伝えるフレーズです。請求に関するコミュニケーションでよく使われます。
例文:
Invoice Attached for Services Rendered
(提供サービスの請求書添付)
Follow-up on Last Meeting
(前回のミーティングのフォローアップ)
前回のミーティングに関連する追加情報やアクションの更新を伝える際に用いるフレーズです。
例文:
Follow-up on Last Meeting: Action Items
(前回のミーティングのフォローアップ:アクションアイテム)
Thank You for Your Support
(ご支援ありがとうございます)
他人の協力や支援に対する感謝を伝える際に使うフレーズです。具体的な支援内容をメール本文で詳細に説明します。
例文:
Thank You for Your Support in the Recent Project
(最近のプロジェクトでのご支援、ありがとうございます)
②宛先/相手の名前

相手の呼び方にもいろいろとありますので状況に合わせて柔軟に使い分けるのが良いです。
Dear [Name],
([名前]さん、)
これは非常に一般的なメールの開始のフレーズで、受信者の名前を直接使用します。このフレーズはプロフェッショナルな状況でもカジュアルな状況でも使用可能です。
例文:
Dear Mr. Tanaka,
(田中様、)
Hello [Name],
([名前]さん、こんにちは)
このフレーズはややカジュアルな状況に適しており、相手を名前で呼びます。しかし、それでも依然としてプロフェッショナルな雰囲気を保ちます。
例文:
Hello Ms. Suzuki,
(鈴木さん、こんにちは、)
Hi [Name],
([名前]さん、やあ)
より親しみやすい状況や、すでに良好な関係を持つ人とのコミュニケーションで使用されるフレーズです。
例文:
Hi Tom,
(トムさん、やあ、)
Greetings,
(ご挨拶)
これはより一般的な挨拶の形で、受信者の名前を指定する必要はありません。そのため、名前が不明な場合や多数の受信者がいる場合に便利です。
例文:
Greetings, I hope this email finds you well.
(ご挨拶、このメールが皆様にとってよいものとなることを願っています。)
To Whom It May Concern,
(関係者各位)
このフレーズは、受信者が不明確であるか、または正式な状況で用いられます。なお、この表現は少々堅苦しいと感じられることがありますので、その点に注意が必要です。
例文:
To Whom It May Concern, I am writing regarding a recent purchase.
(関係者各位、最近の購入について書かせていただきます。)
③挨拶

相手を尊重し、礼儀を示すための挨拶です。
I trust this email finds you well.
(このメールがあなたにとって良い時を運んでいることを願っています。)
このフレーズは、受け取り手が元気であることを願い、ある種の思いやりを示すために使います。一般的なビジネスメールでよく使われます。
例文:
Dear Mr. Johnson, I trust this email finds you well. I am writing to discuss our upcoming project…
(ジョンソン様、このメールがあなたにとって良い時を運んでいることを願っています。今回は、私たちの次のプロジェクトについて話し合うためにメールを送りました…)
I hope this message finds you in good health.
(このメッセージがあなたを健康な状態で見つけることを願っています。)
直訳すると、このメッセージが受け取り手を健康な状態で見つけることを願っている、となります。ビジネスメールでの挨拶として使われます。
例文:
Dear Mrs. Smith, I hope this message finds you in good health. I wanted to update you on our meeting schedule…”
(スミス様、このメッセージがあなたを健康な状態で見つけることを願っています。私たちの会議のスケジュールについて更新情報をお知らせしたく思います…)
I trust all is well with you.
(あなたのことが全て順調であることを願っています。)
この表現は、メールの受け取り手の状況が順調であることを願うものです。ビジネスメールの挨拶として一般的に使われます。
Dear Dr. Thompson, I trust all is well with you. I am reaching out regarding our upcoming conference…
(トンプソン博士様、あなたのことが全て順調であることを願っています。今回は、私たちの次のカンファレンスについて連絡しました…)
I hope you’re enjoying the season.
(季節を楽しんでいることを願っています。)
このフレーズは、特定の季節(例えば、夏や冬)を楽しんでいることを願うために使います。ビジネスメールだけでなく、個人的なメールでも使うことができます。
例文:
Dear Ms. Davis, I hope you’re enjoying the season. I would like to discuss the recent changes in our policy…
(デイビス様、季節を楽しんでいることを願っています。私たちのポリシーの最近の変更について話し合いたいと思います…)
It’s been a while since we last connected.
(最後に連絡したのはずいぶん前になりますね。)
このフレーズは、前回のコンタクトから時間が経っている場合に使います。受け取り手との関係性を思い出させ、会話を再開するための橋渡しになります。
例文:
Hello Mr. Martinez, It’s been a while since we last connected. I am writing to inform you about our new product launch…
(マルティネス様、最後に連絡したのはずいぶん前になりますね。新製品のローンチについてお知らせするためにメールを送りました…)
④自己紹介

初めての連絡であれば、自己紹介を行います。自分の名前と、自分がどの組織に所属し、どのような立場でいるのかを説明します。
My name is [Your Name], and I am [Your Position].
(私の名前は[あなたの名前]で、[あなたの役職]を務めています。)
これは直訳的で一般的な自己紹介のフレーズです。あなたの名前と役職を明確に伝え、メールの受信者があなたを正しく認識できるようにします。
例文:
My name is Yoko, and I am the HR Manager at ABC Company.
(私の名前はヨーコで、ABC会社の人事マネージャーを務めています。)
I work for [Your Company] as a [Your Position].
(私は[あなたの会社]で[あなたの役職]として働いています。)
このフレーズは、あなたがどこで何をしているのかを簡潔に伝えるために使用されます。会社名と役職を共有することで、受信者があなたの背景を理解する助けとなります。
例文:
I work for XYZ Corporation as a Project Manager.
(私はXYZ株式会社でプロジェクトマネージャーとして働いています。)
You may not know me, but I am [Your Name], the [Your Position] at [Your Company].
(私をご存知ないかもしれませんが、私は[あなたの会社]の[あなたの役職]、[あなたの名前]と申します。)
このフレーズは、受信者があなたを初めて知る場合や、あなたが新しい役職についた場合に有用です。
例文:
You may not know me, but I am John, the new Marketing Director at LMN Ltd.
(私をご存知ないかもしれませんが、私はLMN社の新しいマーケティングディレクター、ジョンと申します。)
We’ve not yet had the pleasure of meeting. I’m [Your Name], [Your Position] at [Your Company].
(まだお会いしたことのない方々に。私は[あなたの会社]の[あなたの役職]、[あなたの名前]です。)
このフレーズは特にフォーマルな文脈や、初めて連絡する相手に向けて適しています。敬意を示しつつ、自己紹介を行います。
例文:
We’ve not yet had the pleasure of meeting. I’m Jane, the Chief Engineer at Tech Corporation.
(まだお会いしたことのない方々に。私はTech Corporationの主任エンジニア、ジェーンです。)
I am reaching out from [Your Company]. My name is [Your Name] and I serve as the [Your Position].
([あなたの会社]から連絡しております。私の名前は[あなたの名前]で、[あなたの役職]を務めています。)
この表現は、ビジネス英語でよく使われる自己紹介の形式で、自分の役割とともに自分の所属を明示します。
例文:
I am reaching out from Global Enterprises. My name is Bob and I serve as the Sales Director.
(Global Enterprisesから連絡しております。私の名前はボブで、セールスディレクターを務めています。)
⑤目的

メールの目的を明確に述べます。何のためにメールを送っているのか、何を達成したいのかを明示します。
I am writing to…
(~するためにメールを送ります)
これはメールの目的を述べる際によく使われる表現です。「I am writing to」に続けて、動詞を用いて具体的な目的を示します。
例文:
I am writing to inquire about your product details.
(製品の詳細について問い合わせるためにメールを送ります。)
I’m reaching out because…
(~という理由で連絡しています)
このフレーズもまた、メールの目的を明確にするための一般的な表現です。「because」の後に具体的な理由を述べます。
例文:
I’m reaching out because I’d like to discuss a possible collaboration.
(可能性のある協力について話し合いたいと思い、連絡しました。)
The purpose of this email is…
(このメールの目的は…です)
これはメールの目的を明示的に述べる一般的な表現です。「is」の後に目的を述べます。
例文:
The purpose of this email is to invite you to our upcoming business conference.
(このメールの目的は、あなたを我々の今後のビジネスカンファレンスに招待することです。)
I would like to…
(~したいと思っています)
これは自分の希望や目的を述べるための柔らかい表現です。「like to」の後に動詞を用いて具体的な希望や目的を述べます。
例文:
I would like to discuss some ideas that could benefit both our companies.
(私たちの両社に利益をもたらす可能性があるいくつかのアイデアについて話し合いたいと思っています。)
I’m emailing you to…
(~するためにあなたにメールを送っています)
「I’m emailing you to」に続けて、メールの具体的な目的を述べることができます。
例文:
I’m emailing you to confirm our meeting schedule.
(私たちの会議のスケジュールを確認するためにメールを送っています。)
⑥詳細

メールの目的を達成するために必要な詳細な情報を提供します。これには具体的な要求、質問、提案などが含まれます。
To elaborate on…
(~について詳しく説明すると)
「To elaborate on」は詳細を提供する際に使われます。「on」の後に詳細を提供する対象を示します。
例文:
To elaborate on our proposal, we suggest a joint marketing campaign for the upcoming summer season.
(私たちの提案について詳しく説明すると、来る夏のシーズンに向けた共同マーケティングキャンペーンを提案します。)
Let me outline…
(~の概要を述べさせていただきます)
これは提案やプランの詳細を述べる時に用いられる表現です。「outline」の後に詳細を述べる対象を示します。
例文:
Let me outline our plans for the new product launch.
(新製品のローンチに関する私たちの計画の概要を述べさせていただきます。)
Further to this…
(これに加えて)
「Further to this」は追加の情報や詳細を提供する時に用いられます。
例文:
Further to this, we also plan to expand our customer service team.
(これに加えて、私たちはカスタマーサービスチームを拡大する計画もあります。)
Regarding the specifics…
(具体的な点については)
「Regarding the specifics」は特定の問題や案件についての詳細を提供する際に使われます。
例文:
Regarding the specifics of our agreement, we propose a 10% increase in the annual budget.
(我々の合意の具体的な点については、年間予算を10%増加させることを提案します。)
I would like to provide some details about…
(~についていくつかの詳細を提供したいと思います)
これは相手に詳細を提供する意図を示す表現です。「about」の後に詳細を提供する対象を示します。
例文:
I would like to provide some details about the changes in our delivery schedule.
(配送スケジュールの変更についていくつか詳細を提供したいと思います。)
⑦結論/要求

結論を述べ、具体的な行動を求める場合はその要求を述べます。次のステップや期待する反応を明示します。
In conclusion, I suggest that…
(結論として、私は…を提案します)
「In conclusion」はあなたが話の結論に達したことを示し、「I suggest that」は具体的な行動を提案します。
例文:
In conclusion, I suggest that we reconsider our marketing strategy.
(結論として、私たちはマーケティング戦略を再考することを提案します。)
I would appreciate if you could…
(あなたが…していただけるとありがたいです)
「I would appreciate if you could」はあなたが相手に特定の行動をとってほしいことを丁寧に伝える表現です。
例文:
I would appreciate if you could review the report by Friday.
(金曜日までにレポートをレビューしていただけるとありがたいです。)
I propose that we…
(私は我々が…することを提案します)
「I propose that we」はあなたが特定の行動を提案していることを示す表現です。
例文:
I propose that we schedule a follow-up meeting next week.
(来週、フォローアップのミーティングをスケジュールすることを提案します。)
Could you please…
(あなたは…していただけますか?)
「Could you please」は相手に特定の行動を依頼する丁寧な表現です。
例文:
Could you please send me the updated financial report?
(更新された財務報告書を送っていただけますか?)
Moving forward, I recommend…
(これからは、私は…を推奨します)
「Moving forward」は未来の行動について話す際に使用され、「I recommend」はあなたが特定の行動を推奨していることを示します。
例文:
Moving forward, I recommend that we implement stricter quality control measures.
(これからは、より厳格な品質管理策を実施することを推奨します。)
⑧礼状

相手に感謝の意を示し、メールを閉じます。
Thank you for your time.
(お時間をいただきありがとうございます。)
これは非常に一般的な表現で、相手があなたのメールを読む時間を取ってくれたことに感謝するときに使います。
例文:
Thank you for your time. I look forward to hearing from you soon.
(お時間をいただきありがとうございます。近くお返事をいただけることを楽しみにしております。)
Best regards,
(敬具、)
これは非公式でも公式でも使える一般的なメール結びの表現です。
例文:
Best regards, [Your Name]
(“敬具、[あなたの名前]”)
I appreciate your assistance in this matter.
(この件についてのご協力に感謝します。)
このフレーズは、相手が特定の問題や課題に対してあなたを助けてくれた場合に使います。
例文:
I appreciate your assistance in this matter. Please let me know if there’s anything else you need.
(この件についてのご協力に感謝します。他に何か必要なことがありましたらお知らせください。)
Thank you for your attention to this matter.
(この件に対するご注意に感謝します。)
このフレーズは、相手があなたのメールやその内容に注意を払ってくれたことに感謝する場合に使います。
例文:
Thank you for your attention to this matter. We appreciate your prompt response.
(この件に対するご注意に感謝します。迅速なご返信、誠にありがとうございます。)
Thank you in advance for your help.
(あらかじめご協力いただき、ありがとうございます。)
このフレーズは、あらかじめ相手の協力を期待して、その感謝の意を表すために使われます。
例文:
Thank you in advance for your help. I look forward to your reply.
(あらかじめご協力いただき、ありがとうございます。あなたの返信をお待ちしております。)
⑨著名

自分の名前、役職、連絡先などを記載します。
Best, followed by your name.
(「Best,」に続いてあなたの名前)
メールの結びのフレーズの一つです。非公式なメールでも公式なメールでも使えます。
例文:
Best, Steve
(よろしくお願いします、スティーブ)
Your full name and title.
(フルネームと肩書き)
メールの署名として最も一般的な形式です。自分の名前と職業または役職を明確に示します。
例文:
David Thompson, Project Manager
(デビッド・トンプソン、プロジェクトマネージャー)
Your full name, title, and contact information.
(フルネーム、肩書き、連絡先)
連絡先情報を含む完全な署名形式です。特に初めて連絡する相手や、あなたの連絡先情報が必要な場合に有効です。
例文:
Robert Johnson, Senior Vice President, rjohnson@example.com
(ロバート・ジョンソン、シニアバイスプレジデント、rjohnson@example.com)
Sincerely, followed by your name.
(「Sincerely,」に続いてあなたの名前)
メールを結ぶ際に一般的に使用されるフレーズで、公式のメールでは特によく使われます。
例文:
Sincerely, John Smith
(敬具、ジョン・スミス)
Your full name, title, and company name.
(フルネーム、肩書き、会社名)
あなたが所属する会社や組織を明示するための署名形式です。ビジネスメールでよく見られます。
例文:
Brian Wilson, Human Resources Manager, ABC Company
(ブライアン・ウィルソン、人事マネージャー、ABCカンパニー)
ビジネスメールで使うフレーズ【その他の形】

基本形以外にもいくつかのパターンでのフレーズを紹介します。
⑩前回のやり取りの確認

以前のメールや会話を参照する場合、その確認を挟むことがあります。これにより、受信者はメールの文脈を理解しやすくなります。
As we discussed in our previous meeting…
(前回の会議で話した通り…)
以前の会議やミーティングでの議論を参照するときに使われます。このフレーズはその議論を受信者が思い出すのを助けます。
例文:
As we discussed in our previous meeting, we need to improve our marketing strategy.
(前回の会議で話した通り、私たちはマーケティング戦略を改善する必要があります。)
In response to your last email…
(あなたの最後のメールに対応して…)
直前のメールに対する回答として使われます。受信者が以前のコンテキストを思い出すのに役立ちます。
例文:
In response to your last email, yes, I can attend the meeting on Tuesday.
(あなたの最後のメールに対応して、はい、火曜日の会議に出席できます。)
“Following up on our last conversation…”
(私たちの最後の会話に続いて…)
以前の会話を受信者に思い出させ、それに基づいて何かを提案したり提案したりします。
例文:
Following up on our last conversation, I’ve put together a proposal for the project.
(私たちの最後の会話に続いて、私はプロジェクトの提案をまとめました。)
As mentioned in our previous correspondence…
(前回のやりとりで述べたように…)
過去のメールや会話で既に触れられた事項を再度強調する場合に使われます。
例文:
As mentioned in our previous correspondence, we need your response by next Monday.
(前回のやり取りで述べたように、来週の月曜日までにあなたの返答が必要です。)
I am writing to continue our discussion on…
(私たちは…についての議論を続けるために書いています)
以前の会話や議論を続けるためのメールの導入部分として使われます。
例文:
I am writing to continue our discussion on the budget for next year.
(私は来年の予算についての議論を引き続き議論させて頂きたく書いています。)
⑪質問や懸念事項

メールの本文内で特定の質問をするか、あるいは懸念事項を共有する場合があります。これらは通常、メールの目的や要求の部分と結びついています。
Could you clarify…
(…を明確にしていただけますか)
特定の点について更なる説明を求める際に使われます。質問の形式を使うことで、対話的なやり取りを促します。
例文:
Could you clarify your timeline for completing this task?
(このタスクを完了するためのあなたのタイムラインを明確にしていただけますか?)
I’m a bit concerned about…
(…について少し懸念しています)
特定の問題点や懸念事項について伝える際に使われます。直接的な批判ではなく、気になる点を優しく提起します。
例文:
I’m a bit concerned about the project deadline as it seems quite tight.
(プロジェクトの締め切りがかなり厳しそうなので、少し懸念しています。)
Would it be possible to…
(…することは可能ですか?)
可能性や選択肢を探るために使われます。直接的な要求ではなく、より柔軟な提案をしています。
例文:
Would it be possible to move our meeting to next week?
(私たちの会議を来週に移すことは可能ですか?)
I would appreciate your thoughts on…
(…についてのあなたの考えを教えていただけるとありがたいです)
他の人の意見やフィードバックを求めるときに使われます。これは対話を促進し、共有の意思決定を促します。
例文:
I would appreciate your thoughts on the proposed changes to our marketing strategy.
(私たちのマーケティング戦略への提案された変更についてのあなたの考えを教えていただけるとありがたいです。)
I have a few questions about…
(…についていくつか質問があります)
特定のトピックや案件について質問があることを明示します。その後で具体的な質問を列挙できます。
例文:
I have a few questions about the financial report you sent yesterday.
(あなたが昨日送ってくださった財務報告についていくつか質問させていただきます。)
⑫添付ファイルの説明

何かを添付して送る場合、その添付物の説明を含めることがあります。これにより、受信者は添付ファイルの内容とその重要性を理解しやすくなります。
Please find attached…
(添付ファイルをご覧ください…)
メールに添付ファイルがあることを告げ、その内容について説明します。このフレーズは非常に一般的で、ビジネスメールでよく見られます。
例文:
Please find attached the latest version of the project report.
(最新版のプロジェクトレポートを添付しております。ご確認ください。)
I have attached…
(添付しました…)
このフレーズも同様に、メールに添付ファイルがあることを受信者に知らせます。
例文:
I have attached the meeting agenda for your review.
(会議のアジェンダを添付しましたので、ご確認ください。)
Attached is…
(添付ファイルは…です)
これも添付ファイルがあることを示し、その内容について説明します。
例文:
Attached is the invoice for the services rendered.
(提供したサービスに対する請求書を添付しました。)
See the attached file for more details…
(詳細は添付ファイルをご覧ください…)
添付ファイルにより詳細な情報が含まれていることを明示します。これにより、受信者は添付ファイルを開くことの重要性を理解します。
See the attached file for more details on our proposal.
(私たちの提案の詳細については、添付ファイルをご覧ください。)
Enclosed you will find…
(同封したものは…です)
特に正式な文脈で、添付ファイルがあることとその内容を示します。
例文:
Enclosed you will find the signed contract.
(署名済みの契約書を同封いたしました。)
⑬返信の期限

返信を求めるメールの場合、期限を明示することがあります。これにより、受信者がいつまでに行動すべきかが明確になります。
I would appreciate a response by…
(〇〇までに返信いただければ幸いです…)
返信の期限を明示するフレーズです。メールの重要性を強調し、受信者に対する期待を明確にします。
例文:
I would appreciate a response by the end of this week.
(今週末までにご返信いただければ幸いです。)
Please reply by…
(〇〇までに返信してください…)
返信の期限をはっきりと求める表現です。具体的な日付や時間を設定して、明確に期限を示します。
例文:
Please reply by Monday, May 20th.
(5月20日(月)までに返信してください。)
Could you get back to me by…
(〇〇までにご連絡いただけますか…)
返信の期限を設定し、その期限までに返信を求めます。ビジネスメールでよく使用されます。
Could you get back to me by the end of the day?
(本日中にご連絡いただけますか?)
I need your response by…
(〇〇までにあなたの返答が必要です…)
期限を設け、その期限までに返答が必要であることを明示します。これは重要な問題や急ぎの事項に対して使用されることが多いです。
例文:
I need your response by noon tomorrow.
(明日の正午までに返答が必要です。)
Your prompt response will be appreciated…
(迅速な返信をいただければ幸いです…)
受信者に対して、早めに返信することを求めます。これは迅速な行動が求められるビジネスシチュエーションで使用されます。
例文:
Your prompt response will be appreciated as we need to make a decision by Wednesday.
(私たちは水曜日までに決定を下さなければなりませんので、迅速なご返信をいただければ幸いです。)
⑭お詫び

何か問題が発生した場合や、前回のやりとりで誤りがあった場合など、適切な場面ではお詫びを入れることがあります。
I apologize for…
(…について謝罪します…)
誤りやミスを認め、その事実に対して謝罪する表現です。具体的な事柄を指定することで誠意を示します。
例文:
I apologize for the oversight in our previous correspondence.
(先のやり取りでの見落としについて謝罪いたします。)
I am sorry for any inconvenience caused…
(ご不便をおかけしたことについて申し訳ありません…)
受信者が何らかの不便を被った場合に用いられます。具体的な不便な状況を明示して謝罪します。
例文:
I am sorry for any inconvenience caused by the delay in our response.
(返信が遅れたことでご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます。)
We regret any misunderstanding…
(誤解を招いたことを遺憾に思います…)
メールの内容に誤解が生じた場合などに使われる表現です。誤解の発生を遺憾に思う気持ちを示しています。
例文:
We regret any misunderstanding that may have arisen from our previous email.
(先程のメールにより生じた誤解について遺憾に思います。)
Please accept our sincere apologies for…
(…について、心からのお詫びをお受け取りください…)
大きなミスや問題が発生した場合に使用します。謝罪の誠意を強く伝える表現です。
例文:
Please accept our sincere apologies for the error in your order.
(ご注文に関する誤りについて、心からお詫び申し上げます。)
I would like to apologize for any trouble caused…
(生じた問題について謝罪したいと思います…)
問題が発生し、それが受信者にトラブルを引き起こした場合に使われる表現です。自身の責任を認め、謝罪します。
例文:
I would like to apologize for any trouble caused by our late delivery.
(配達遅延により生じた問題について、お詫び申し上げます。)
【補足】おすすめのオンライン英会話スクールとフレーズ集のリンク

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また、レッスンは自宅からではなく、オフィスからのレッスンをしているので通信も安定していますので質の高いレッスンにこだわる初級~中級の方にはおすすめのスクールです。
1日に複数回のレッスンが可能、録画機能もあるので復習にも便利、カランメソッドの認定校、などが主な特徴です。
Cambly(キャンブリー)
10,000人以上のネイティブ講師が在籍するカリフォルニアに本社のあるCambly(キャンブリー)
ビジネス経験者など質の高いネイティブ講師が多く在籍しており、特に中級者以上の方におすすめのオンライン英会話スクール。
予約なしでもレッスンが可能、日常会話、ビジネス英語、試験対策などのカリキュラムも充実しており、スライド式のテキストは使いやすい。
レッスンの自動録画機能もあり、復習にもとても便利。
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