レッスン受け放題で人気のオンライン英会話のネイティブキャンプには全部で39種類の教材がありますが、たくさんあるだけにどれを選んだら良いのか悩みますよね。

たくさん種類があるのは有難いけど、どれを選んだら良いのか悩ましい・・・
ネイティブキャンプだけで800回以上受講してきた自分自身の経験や口コミからそれぞれの教材の特徴や、おすすめの教材について詳しく解説したいと思います。
少しでも教材選びの参考になればと思います。
ネイティブキャンプの教材の特徴

まずははじめに、ネイティブキャンプの教材の特徴について解説したいと思います。
とにかく種類と数が多い
全部で40種類、16,000以上の教材があります。赤字は記事の後半で紹介するおすすめの教材
- カラン(カランメソッド、カランキッズ、ビジネスカランなど3種類)
- 日常英会話(初級、中級、上級、新文法 日常英会話など4種類)
- キッズ(キッズ・絵本のえいご、レッツゴー、キッズ・基本のえいご、カランキッズ、など4種類)
- 初心者(初めてのレッスン、SIDE by SIDE、など2種類)
- 発音(実践トレーニング(基礎、応用)、イギリス発音、など4種類)
- ビジネス(ビジネス英会話、実践!仕事の英語、スタディサプリ、ビジネスカランなど4種類)
- TOEIC (L&R TST 600点対策コース、800点対策コース、など2種類)
- 英検(二次試験対策コース、スタディサプリ、など2種類)
- 文法(入門、初級、中級、中上級、新文法 日常英会話、イラストで学ぶ英文法、新文法中1、中2、中3、など6種類)
- スピーキング(Level1 2 3、スピーキングテスト対策日常英会話、スピーキングテスト対策ビジネス英会話、中高生英会話など4種類)
- デイリーニュース
- 5分間ディスカッション
- 世界一周旅行
- トピックトーク
- 都道府県教材
- 5分間単語クイズ
- 異文化コミュニケーション
- ゲームで英会話
- フリートーク(教材はなし)
- ネイティブフレーズ 日常英会話
他のオンライン英会話で教材が豊富なのはDMM英会話だと思いますが、教材数では10,000程度なのでネイティブキャンプの方が更に多いということになります。

レッスン受け放題で毎日複数回受けてもも飽きることはないので安心ですね
ほとんどの教材が無料
ほとんどの教材が無料で使えます。
有料なのは、
カランメソッドは2,100円/ステージ、全部で12ステージあるので全部で25,200円です。
上級者でもほとんどの人がステージ1か2からのスタートですので2万円以上は必要ということです、ただ、アプリから受講する場合はレッスン中は教材をみることも可能なので、
絶対買わないといけないということはないです。
その他、外部と提携しているもの(レッツゴー、Side by Side、イラストで学ぶ英文法、実践仕事の英語!)も教材は有料ですが、レッスン中はみることが出来るので、予習・復習が必要なければ購入は必要ないです。
詳細はこちらから。
予習、復習しやすく、レッスン中も使いやすい構成
無料教材はどの教材でもパソコン、スマホ・タブレットからいつでも閲覧で出来ますし印刷も可能なので、予習・復習にも便利です。
メモ機能もあるので自分でノートを作ることもできます。

自分の好みに合わせて翻訳表示・非表示も出来ますし、デイリーニュースなどではGoogle翻訳と連動しているので日本語で理解したいという人には便利。
ネイティブキャンプの教材の選び方

次に、ネイティブキャンプの教材の選び方についても解説しておきたいと思います。
コースと教材の違い、組み合わせで選ぶ
ネイティブキャンプで「教材を選ぶ」の画面に移動すると、
「コースから選ぶ」と「教材の種類から選ぶ」の二つの方法がある。

「コースから選ぶ」を選択すると目的別にコースがあり、そのコース内で複数の教材が自動的に組み合わせされているというもの。

「コースから選ぶ」はお任せみたいな感じですね!


たとえば、「日常英会話中級コース」を選ぶと、文法(中級)を中心にトピックトークや5分間ディスカッションといった教材が順番に出てくるので迷うことが少ないです
一方で、「教材の種類から選ぶ」と個々の教材を自分で都度選ぶことになります。

自分で自由に選びたい人はこちらの方が合っていると思います。

コースで選ぶが「お任せ」で、教材から選ぶは「アラカルト」のような感じですね
どちらから選んでもレッスンで使う教材は同じですし、コースを選択したからと言って必ずその順番通りにレッスンを受ける必要はないので、
コースをやりながらコースに入っていない教材を並行して受けるようなやり方もあると思います。

私の場合は、最初は「日常英会話コース」を順番に受けながら、「デイリーニュース」、「TOEIC」、「実践発音」などを個別で受けていました。
用途別、レベル別での教材の選び方
用途別だと、日常英会話、ビジネス英会話、試験対策(英検、TOEIC)、などそれぞれの用途別でコースや教材が用意されています。
用途 | コース | 教材 |
日常英会話 | 日常英会話コース | 文法、トピックトーク、スピーキング、5分間ディスカッション、カラン、Side by Side、スタディサプリ日常英会話 |
ビジネス英会話 | ビジネスコース | ビジネス英会話、実践仕事の英会話、スタディサプリビジネス英語、ビジネスカラン |
試験対策 | 英検二次試験対策コース TOEIC L&R対策コース | 英検二次対策、スタディサプリ英検 600点対策 |
子供向け | キッズコース | キッズ、レッツゴー、カランキッズ |
また、自分の伸ばしたい分野、発音、スピーキング力を上げたい、または英語脳を作りたいという目的別で選ぶこともできます。
目的(伸ばしたい分野) | 教材 |
発音 | 実践発音、発音トレーニング、イギリス発音 |
文法 | 文法、イラストで学ぶ英文法 |
スピーキング | スピーキング、スピーキングテスト対策、トピックトーク、5分間ディスカッション |
英語脳 | カラン |
レベル別では、各教材がカバーするレベルが目安として表示されるので、自分のレベルに合った教材を選ぶこともできます。

自分のレベルについては、毎月にスピーキングテストやカウンセリングで確かめることができます。

教材選びの際の参考にもなるし、自分の実力チェックでモチベーションキープにもなります
コース・教材診断、カウンセリング

コース・教材診断をしてみるというのも教材選びの方法のひとつ。
自分のレベル、レッスンの目的、学習スタイル、を選択すると自分に合うコースや教材をおすすめしてくれるというもの。
月に1回無料で受けられる日本人によるカウンセリングを受けるのもひとつの方法。
自分の状況を話しておすすめのコースや教材やその内容などについて親切に教えてくれます。

自分が気付いてなかった意外な教材を教えてくれることもあるのでおすすめです

おすすめの教材とその使い方

レッスン700回以上受けてきて個人的におすすめする教材はこちらです
デイリーニュース
ネイティブキャンプの教材の中でも個人的に一番おすすめなのが「デイリーニュース」です。
他の大手オンライン英会話、DMM英会話やレアジョブでもデイリーニュースは人気教材ですが、ネイティブキャンプはその中でもレベルが高い。
毎日4記事が新たにリリース。初級(Lv4/5)が1記事、中級(Lv6/7)が2記事、上級(Lv8/9、8/9/10)が1記事


レベル別、カテゴリ別で選ぶこともできますし、お気に入りの件数から記事の人気度合をみることもできまるので選びやすいです。
テキストは4つのパートに分かれていて、
- Words and Phrases ニュースに出てくる単語を3~4つ、発音、意味、例文の確認
- Comprehensions ニュース(250~300文字程度)のリスニングとその後の質問への解答
- Read Out ニュース記事の音読
- Discussion ニュースに関連した内容について自分の意見を話す
という内容
こちらは↓、中級(Level6/7)の記事、だいたいこれくらいの文字数です。


最新のニュースを通してスピーキングを中心に、リーディング、リスニング能力の向上にも役立つとても良い教材だと思います。
こちらの記事も面白いのでみてください。
文法

次におすすめなのが文法のテキストです、Level1からLevel8(入門、初級、中級、中上級)まで全部で169のレッスンが用意されている。
こちらは、初級のテキストの冒頭部分。


文法の教材といってもただ文法を学ぶのではなく、ストーリーにそって講師と音読でロールプレイしたり、関連する質問に答えたりするので実用的です。

習った文法を定着させるExerciseやディスカッションなども準備されていて文法教材だけど楽しんで進められるバランスの良い教材。

新しく習った単語を使って自分で文章を作ったりするのは意外と難しいしけど勉強になります
復習も兼ねて同じレッスンを2回受けるというのもおすすめの方法。そういうことが出来るのは回数無制限のメリットのひとつ。
初級~中上級までどのレベルの方にもおすすめの教材。中級までの内容だと、1レッスンで1教材だと時間が余ることもあるのでその場合は次のチャプターに進んだり、フリートークをしたりすることができます。
トピックトーク

あるトピック(例えば、色、ペット、ダイエットとリバウンド、旅行、など)について自分の意見を伝えるとトレーニングをするというレッスン。

トピックによって多少構成が変わりますが、単語とその単語を使ったセンテンス作り、ロールプレイ(もしくはストーリーをつくる)、ディスカッション、などがレッスンの中心。

センテンス作りが意外と難しい、なかなか文章が出てこなかったりいつもワンパターンだったり、、、
この後紹介する、5分間ディスカッションと比較すると、教材に沿ってしっかりレッスンを受ける、という感じ。
ディスカッション、スピーキング力、語彙力を伸ばしたいという中級者には良いレッスン。
トピックによっては自分の得意ではい分野や日本語でも意見を言うのが難しい分野もあるので、まずは得意な分野から選んで
難しそうな分野は事前に単語などを調べてからレッスンを受けるのがおすすめです。

全部で30トピックなので比較的すぐに終わってしまいます。
5分間ディスカッション

より自由度の高いディスカッションの教材が5分間ディスカッションです。全部で100個のトピック(例えば、趣味、映画、動物、旅行、など)が準備されていて、そのトピックに沿ってディスカッションするというもの。
デイリーニュースと並んでネイティブキャンプで人気の教材です。

5分間なので1度のレッスンで複数のトピックについてディスカッションします。講師がトピックに関連した質問をしてくれるのでそれをベースにディスカッションしていく。
フリートークと、トピックトークの中間的なイメージで、ディスカッション力、スピーキング力を伸ばしたい中級者には良い教材です。
自分の意見を求められるので、英語の問題というより、普段のからあまり自分の意見をはっきり言わない、日本人には難しいと感じる人も多いかもしれません。

逆に、講師とディスカッションしていると、自分の意見をしっかり言える講師の割合が多くて勉強になります。

フリートークほどではないですが、講師によってディスカッションの質が変わることもありますのでなるべく評価が高い、出来れば年齢層の高い講師の方がおすすめです。
講師によりますが、25分のレッスンで、2~3個程度のトピックについてディスカッションするケースが多いです。
スピーキング

中級~上級まで3つのレベル、合計82レッスン、絵に対する質問に答えたり、ロールプレイを行ったりすることで、スピーキング力を向上させるというもの。

スピーキングのアウトプット、英語での正しい表現方法を学びたいという人にはおすすめ、英検の二次試験対策にも良い教材です。
教材内容そのままですが、トピックトークや5分間ディスカッションよりスピーキング力向上に特化した内容になっています。
文法や表現の間違いなどを講師がその場で訂正、チャットBoxに書き込んでくれるので自分の欠点が良くわかります。
関連する単語などを予習しておくと答えやすく、スムーズにレッスンが進みますが、テストを意識したり、瞬発力を養いたい場合は予習なしでレッスンという方法もありです。

簡単なものでも英語で表現するのが難しいので苦戦しています
実践発音

他のレッスン中にも講師にお願いすれば発音を訂正してくれたり、練習してくれたりしますが、個別で発音のレッスンを受けるのもおすすめです。
初級~上級まで91レッスンあります。

個々の発音の練習より、文章を通して発音を学ぶという方法で、音読やオーバーラップなどを繰り返していくもの。
音声はネイティブ、リンキングサウンド(音の繋がり)などもレッスン中に習うことが出来るのでリスニングの向上にも繋がります。
教材名の通り、より実践に近い発音練習という感じです。

発音のレッスンだと少し退屈なものが多いですが、こちらは時間内に文章を読み切るタイムトライアルなんかもあって、ゲーム感覚で楽しくレッスンを受けられます。
レベル別のおすすめ教材(初級)

初級におすすめの教材です。
初めてのレッスン

初めてオンライン英会話を受講するという方はこちらを最初に受けておくと安心してレッスンが進められます。

レッスンは、全部で4つ。自己紹介、レッスン環境の確認、講師からの質問・指示、講師への質問・リクエスト、という内容。

レッスンで実際に使うフレーズだったり、挨拶や自己紹介など、パターンを習っておくことで、緊張せずにレッスンを受けることが出来ると思います。
初心者でなくてもオンライン英会話が初めてという中級者の方もテキストだけでもさっと目を通しておくと良いかもしれません。
文法(入門、初級)

先ほどのおすすめ教材の中でも紹介した文法は得に初級者には良い教材です。
コースから選択する「日常英会話初級コース」も全71レッスンが文法(初級)となっています。
テキストから選ぶと、「初級」の前の「入門」18レッスン分も受けられます。
実践発音(初級)

実践発音も初級者におすすめの教材のひとつ、初級は全部で30レッスン。個人差はあると思いますが1回25分のレッスンで2回分ほど受けることが出来るので、15回ほどで終えることが出来る。
初級は難しい単語などは使われていないので初心者でカタカナ英語から抜け出したいという方にはおすすめの教材です。
Side by Side

準拠教材では、Side by Sideも人気の教材です。予習は出来ませんが豊富な絵と会話に重点を置いた分かりやすい教材で世界中で使われている教材。
大手だとネイティブキャンプ以外にもDMM英会話以外でも扱っている教材です。
レベル別のおすすめ教材(中級)

文法(中級、中上級)

中級者にもおすすめなのが、文法(中級、中上級)です。中級65レッスン、中上級15レッスンの計80レッスンとなります。
コース別で選択する「日常英会話中級」や「日常英会話上級」はこちらの文法教材が中心で、その他にトピックトークと5分間ディスカッションが入ってくるという形。
トピックトーク

トピックトークも中級者におすすめの教材。全部で30レッスンとそれ程多くないので、集中してこの教材をやるというより、他の教材と組み合わせてやっていくのがおすすめ。
5分間ディスカッション

こちらはデイリーニュースと並んで人気の教材。教材といってもテーマの写真があるだけなので予習をすることはできないですが逆に気軽な気持ちで楽しくレッスン出来る。
フリートークと比べて講師からの質問をベースに会話を進めていくので詰まることもないので中級者にはちょうど良い教材。
スピーキング

トピックトークや5分間ディスカッションなどでは、あまり気付かない自分の表現の文法的な間違いなどを発見しやすいので中級者が組み合わせで使うには良い教材。
デイリーニュース
中級者向けのレベル6/7の教材は毎日2記事リリースされているので種類も豊富にあります。
興味のある内容であれば、レベル8/9など、上級者向けの内容にチャレンジしてみるのもありです。
フリートーク

ノンネイティブを中心に共通の話題が合ってフリートークが得意な講師とのレッスンがおすすめです。
実践発音(中級)

レベル別のおすすめ教材(上級)

デイリーニュース
上級者向けのレベル8/9、8/9/10も毎日1記事更新されますし、トピックによっては中級の内容でも議論を中心にレッスンするも良いと思います。
フリートーク

上級者だと出来ればネイティブスピーカーとフリートークするのが良いです。
オプションで9,000円追加でネイティブプラン(使い放題)があるので、まずは1カ月ほど試してみるというやり方もありますね。

私も最近ネイティブプランを始めました
こちらの関連記事もご参照ください。
実践発音(上級)

用途・目的別におすすめの教材

カランメソッド

英語脳を鍛えたい、会話の瞬発力を上げたいという人にはおすすめの教材。

個人的には途中で挫折したのであまり向いていませんが、根気よく続ければ効果があるのかなという印象。
ただ、中級者などでもレベル1,2あたりからのスタートとなり、そのレベルの人が効果が出始めるのは後半になっくることが多いとのことで、それなりのレッスン数をこなしていく必要はありそうです。
イギリス英語、普段使わないような表現などもあるのでその点は少し注意が必要。
TOEIC


わざわざオンライン英会話でTOEIC対策をやらなくても良いと思うかもしれませんが、ネイティブキャンプだと受け放題ですし、試験に向けて学習を習慣化させるには良いと思います。
英検

英検を受験する子向けに良いです。
実際に練習して受験するのとしないのとでは大きな違いがあるので。
家族は1,980円で1カ月単位でも入会できるので、試験対策にピンポイントでやってみるのはおすすめです。何度か練習しておくと当日も緊張なく受けられると思います。
実践仕事の英語

こちらは、5回のレッスンが1クールになっている実際の仕事にも使えそうなフレーズも出てくるのでビジネス教材の中ではおすすめのもの。
オリジナル教材でもビジネス英語はありますが、正直、個人的にはあまりおすすめではないです。
シチュエーションごとのフレーズなどを学ぶには良いかもしれませんが、穴埋めのロールプレイが中心で、わざわざオンラインで講師と一緒にやらなくても、独学でも出来る内容という印象です。
まとめ(おすすめ教材一覧)

【個人的におすすめで良く使う(使った教材)】
・デイリーニュース
・文法
・トピックトーク
・5分間ディスカッション
・スピーキング
・実践発音
【初級者におすすめ】
・初めてのレッスン
・文法(入門、初級)
・実践発音(初級)
・Side by Side
【中級者におすすめ】
・文法(中級、中上級)
・トピックトーク
・5分間ディスカッション
・スピーキング
・デイリーニュース
・フリートーク
・実践発音(中級)
【上級者におすすめ】
・デイリーニュース
・フリートーク
・実践発音(中級)
【用途・目的別】
・カランメソッド
・TOEIC
・英検
・実践仕事の英語
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