【ビジネス英語のスラング】単語とイディオムをそれぞれ50選

フレーズ集

ビジネスコミュニケーションにおいて、英語圏ではスラングや比喩表現が頻繁に使用されます。これらの表現は直訳すると全く違う意味になることが多いので、意味を理解していると会話の理解が容易になります。

さらに、自分でこれらの表現を使いこなすことが出来れば、コミュニケーションの幅が広がり、ビジネスをよりスムーズに進行させることができます。

この記事では、ビジネスシーンで頻繁に使われるスラングを幅広く取り上げています。様々なテーマに分けられた単語50個と、使用例を含むフレーズ50個をご紹介します。

ビジネススラングは膨大な数が存在し、日々新たなものが生まれていますが、この記事で紹介するスラングは良く使われるものばかり。これらの使われ方の特徴を理解すれば、初めて見るスラングに出会ったときでも、理解しやすくなると思います。ぜひ、英語学習やビジネスの現場での活用に役立ててください。

  1. ビジネス英語のスラングで良く使われる英単語【50選】
    1. 運動・スポーツ関連
    2. 自然・動物関連
    3. 道具・機器関連
    4. 日常生活用品
  2. ビジネス英語のスラングのフレーズ例【50選】
    1. Let’s touch base.
    2. The ball is in your court.
    3. It’s a win-win situation.
    4. We need to think outside the box
    5. Let’s circle back on this.
    6. We have to hit the ground running.
    7. This issue is on my radar.
    8. We have to get our ducks in a row.
    9. Let’s take this offline.
    10. We’re moving the goalposts.
    11. There’s a lot on my plate.
    12. We need to hit the nail on the head.
    13. That’s the bottom line.
    14. Let’s get the ball rolling.
    15. It’s not rocket science.
    16. We need to get down to business.
    17. We’re in the same boat.
    18. Let’s take it to the next level.
    19. We need to leverage our resources.
    20. Let’s put this on the back burner.
    21. We’re on the same page.
    22. We need to raise the bar.
    23. It’s a no-brainer.
    24. Let’s drill down on this.
    25. There’s no such thing as a free lunch.
    26. We need to hit our targets.
    27. I’ll loop you in.
    28. We’re pushing the envelope.
    29. Let’s play hardball.
    30. Let’s take a rain check.
    31. That’s the icing on the cake.
    32. We have to peel back the onion.
    33. It’s a game changer.
    34. Let’s step up our game.
    35. There’s more than one way to skin a cat.
    36. We’re in deep water.
    37. Let’s go back to the drawing board.
    38. We’re ahead of the game.
    39. It’s a paradigm shift.
    40. We need to streamline our process.
    41. That’s a slippery slope.
    42. We’re at a crossroads.
    43. That’s a tough nut to crack.
    44. We need to scale it back.
    45. We’re in the home stretch.
    46. It’s a level playing field.
    47. We need to ramp up production.
    48. Let’s get our heads together.
    49. We need to weather the storm.
    50. It’s a long shot.
  3. 【補足】おすすめのオンライン英会話スクールとフレーズ集のリンク
    1. ネイティブキャンプ
    2. レアジョブ英会話
    3. DMM英会話
    4. QQ English
    5. Cambly(キャンブリー)

ビジネス英語のスラングで良く使われる英単語【50選】

ビジネス英語では良く比喩的な表現が使われますが、よく使われる単語を運動・スポーツ関連、自然・動物関連、道具・機器関連、日常生活用品、の4つのカテゴリごとにまとめました。

運動・スポーツ関連

スポーツ用語がビジネススラングとしてよく使われるのは、以下の理由からです。

普遍性と理解の容易さ: スポーツは世界中で広く親しまれており、そのルールや戦略は広範に理解されています。したがって、スポーツ用語は大多数の人々がすぐに理解できる共通のメタファーを提供します。

競争と協力の比喩: スポーツは競争と協力の両方を含むため、ビジネスの状況や戦略を表現するのに適しています。例えば、「ホームランを打つ」は大成功を意味し、「ボールをつかむ」は機会を活用するという意味になります。

行動と結果の明確さ: スポーツはゴールや結果が明確で、特定のアクションが成功または失敗に直接つながるという点で、ビジネスの多くの側面と共通しています。これにより、ビジネスの状況をスポーツ用語で表現することが可能になります。

感情的な共鳴: スポーツは強烈な感情を引き出すものであり、これらの感情はビジネスの状況に適用されると、強力な共感や動機付けを生み出すことができます。

単語 解説
Ball ビジネススラングで、意思決定や次のアクションが特定の人や組織に移ったことを示すのに使われます。
Field 特定の職業や業界、あるいは活動領域を指すために使われます。
Game ビジネス全般や特定のプロジェクト、戦略などを指すために使われます。
Bench “Bench”はビジネスで「待機中の人材」を指すために使われることがあります。
Target 目標や達成すべき結果を指すために使われます。
Circle グループやチーム、あるいは特定のコミュニティを指すために使われます。
Ground “Ground”は直訳すると地面を指しますが、ビジネスでは基礎や基本を指します。
Horse “Dark horse”や”Workhorse”などのフレーズで使われ、予想外の競争者や非常に働き者の人を指すことがあります。
Juggling 複数のタスクやプロジェクトを同時に処理することを指すために使われます。
Loop “In the loop”や”Out of the loop”のようなフレーズで使われ、情報共有の範囲を指すことがあります。
Goal 達成すべき目標や目指すべき結果を指すために使われます。
Race 競争や追いつきたい目標を指すために使われます。
Bat “At bat”などのフレーズで使われ、機会や試みを指すことがあります。
Runner プロジェクトの進行役や特定のタスクの担当者を指すために使われます。
Shot “Shot”は「一発撃つ」や「試みる」という意味で、新しい試みや機会を指すことがあります。
Catch “Catch”は「捕まえる」や「理解する」という意味で、新たなビジネスの機会をつかむことや情報を把握することを指すことがあります。
Swing “Take a swing at”などのフレーズで使われ、試みることや挑戦することを指すことがあります。
Tackle “Tackle”は直訳すると「タックルする」を意味しますが、ビジネスでは問題に対処することや困難な課題に取り組むことを指すことがあります。
Pitch “Pitch”は直訳すると「投げる」を意味しますが、ビジネスでは商品やアイデアを売り込むことを指します。
Track “Track”は直訳すると「追跡する」を意味しますが、ビジネスではパフォーマンスを追跡し、監視することを指します。

これら以外にも、Dribble(状況をコントロール), Fumble(失敗), Hurdle(障害や課題), Offside(違反や不適切な行動),などまだまだたくさんあります。ただあまり一般的ではないものは理解されないこともあるので注意が必要ですね。

自然・動物関連

自然や動物に関連する表現がビジネススラングとしてよく使われる理由は以下の通りです。

共通の理解: 自然や動物は、人間の文化や地域を超えて共通に認識されています。特定の動物は特定の特徴や性格、行動パターンで一般的に認識されているため、それらを用いることでビジネスの状況や行動を簡潔に表現することができます。

感情的な共鳴: 自然や動物は人間の感情や経験と深く結びついています。そのため、これらの表現を使うことで聞き手の共感を引き出し、メッセージをより鮮やかに伝えることができます。

生態系とのアナロジー: 自然や動物の世界は、ビジネスの環境やダイナミクスと比較するのに適しています。例えば、”be a big fish in a small pond”(小さな池の大きな魚である)や”the law of the jungle”(ジャングルの法則)などの表現は、競争環境や地位を象徴的に示しています。

物語性と視覚的表現: 自然や動物に関連する表現は物語性があり、視覚的なイメージを提供します。これにより、複雑なビジネスの状況や戦略をより理解しやすくすることができます。

単語 解説
Root “Get to the root of the problem”などのフレーズで使われ、基礎や原因を表す表現として使われます。
Eagle “Eagle eye”などのフレーズで使われ、高い視覚能力や洞察力を示すことがあります。
Fish “Fish for information”などのフレーズで使われ、情報を探し求めることを指すことがあります。
Sky “Sky is the limit”などのフレーズで使われ、可能性が無限であることを示すことがあります。
River “Go with the flow”などのフレーズで使われ、物事を自然の流れに任せることを指すことがあります。
Mountain “Mountain of work”などのフレーズで使われ、大量の仕事や困難な課題を指すことがあります。
Leaf “Turn over a new leaf”などのフレーズで使われ、新しい開始や改善を指すことがあります。
Star “Star performer”などのフレーズで使われ、優れたパフォーマンスを示す個人を指すことがあります。
Wave “Ride the wave”などのフレーズで使われ、好機やトレンドを利用することを指すことがあります。
Forest “Can’t see the forest for the trees”などのフレーズで使われ、全体像を見失うことを指すことがあります。

これらの他にも株式市場や経済などで使われるBear(下げ相場), Bull(上げ相場), Hawk(金利引き上げの政策), Dove(金利引き下げの政策)などたくさんあります。

道具・機器関連

具体性と視覚性: 道具や機器は物理的な存在であり、具体的な形状、機能、作業方法を持っています。これらを比喩として使うことで、抽象的なビジネスの概念やプロセスを視覚的かつ具体的に表現することができます。

操作性と制御性の暗示: 道具や機器は操作や制御の対象であり、それらを使った表現はビジネスの状況やプロセスが管理可能で、必要な行動をとることで結果を引き出せるという暗示を与えます。例えば、”turn the gears”(歯車を回す)や “pull the lever”(レバーを引く)といった表現は、特定のアクションが必要な状況を示しています。

生産性と効率性の象徴: 道具や機器は労働の生産性と効率性を向上させる目的で使われます。そのため、これらの表現を使うことで、ビジネスのパフォーマンスや目標達成に向けた追求を暗示することができます。

共通の理解: 道具や機器は普遍的な存在であり、多くの人々がそれらの用途や機能について共通の理解を持っています。これにより、メッセージが広範な聴衆に対して理解されやすくなります。

単語 解説
Hammer “Hammer out a deal”などのフレーズで使われ、契約や取引を成立させるための詳細を詰めることを指すことがあります。
Gears “Shift gears”などのフレーズで使われ、方向性や戦略を変えることを指すことがあります。
Glove “Handle with kid gloves”などのフレーズで使われ、非常に慎重に取り扱うことを指すことがあります。
Net “Net profit”などのフレーズで使われ、経費を引いた後の純利益を指すことがあります。
Lever “Leverage”というフレーズで使われ、力を増幅させるための手段や影響力を指すことがあります。
Rope “At the end of one’s rope”などのフレーズで使われ、限界に達したことを示すことがあります。
Ladder “Climb the corporate ladder”などのフレーズで使われ、キャリア上の昇進を指すことがあります。
Wheel “Reinvent the wheel”などのフレーズで使われ、既存の効果的な方法を無駄に新しく作り直すことを指すことがあります。
Bell “Ring a bell”などのフレーズで使われ、記憶を呼び起こすことを示すことがあります。
Lock “Lock in”などのフレーズで使われ、確定することや固定することを指すことがあります。

それ以外にも、このカテゴリは、Key(重要な要素), Blueprint(戦略、計画), Engine(推進力や動力) など比較的想像しやすいものが多いです。

日常生活用品

生活用品に関連するスラングがビジネス英語でよく使われる理由は以下の通りです:

共通の理解: 生活用品は人々の日常生活に深く根ざしているため、その用途や役割についての共通の理解があります。この共通理解を利用することで、ビジネスのコンテクストでも複雑な概念や状況を簡単に理解しやすくすることができます。

視覚性と具体性: 生活用品を用いた比喩は具体的なイメージを伴うため、聞き手に対して視覚的な印象を提供します。これにより、情報の伝達がより直感的かつ効果的になります。

感情的なつながり: 一部の生活用品は感情的な意味合いを持つこともあり、それらをスラングや比喩として使うことで、より深い意味や感情的な要素をビジネスの会話に加えることができます。これにより、会話やメッセージに対する聞き手の関与や反応を高めることができます。

コミュニケーションの簡素化: 生活用品に基づく表現は、しばしば複雑なビジネスプロセスやアイデアを単純化し、明確に表現する手段として使われます。

単語 解説
Table “Table a proposal”などのフレーズで使われ、提案を一時的に保留することを指すことがあります。
Box “Think outside the box”などのフレーズで使われ、従来の枠組みを超えて考えることを指すことがあります。
Ship “Run a tight ship”などのフレーズで使われ、組織を効率的に運営することを指すことがあります。
Glasses “Through rose-colored glasses”などのフレーズで使われ、楽観的に物事を見ることを指すことがあります。
Hat “Wear multiple hats”などのフレーズで使われ、複数の役割を果たすことを指すことがあります。
Plate “Have a lot on one’s plate”などのフレーズで使われ、多くの責任や仕事を抱えていることを示すことがあります。
Mirror “Mirror someone’s actions”などのフレーズで使われ、他人の行動や態度を真似ることを指すことがあります。
Puzzle “Puzzle out a problem”などのフレーズで使われ、困難な問題を解くことを指すことがあります。
Bed “Made your bed, now lie in it”などのフレーズで使われ、自分の選択や行動の結果に対して責任を持つことを示すことがあります。
Book “By the book”などのフレーズで使われ、ルールや規定に厳密に従うことを指すことがあります。

その他にこのカテゴリでは、Chair(リーダーや指導者), Door(新たな機会や可能性), Window(見通しや機械), なども良く使われます。

ビジネス英語のスラングのフレーズ例【50選】

Let’s touch base.

(連絡を取り合いましょう。)

ある問題や課題について、または一般的な進捗について再度話し合う、連絡を取る、という意味で使われます。元々は野球のベースタッチから来ています。


英語例文:
I’ll be out of the office next week, but let’s touch base when I get back.
(来週は出張でいないのですが、戻ったら連絡を取り合いましょう。)

The ball is in your court.

(次はあなたの番です。)

あなたが次のアクションを取るべきで、あなた次第で何が起こるかが決まる、という意味で使われます。テニスなどのスポーツで相手コートにボールを打ち込むことから来ています。


英語例文:
We’ve done all we can do, now the ball is in your court.
(私たちはできることは全てやりました、次はあなた次第です。)

It’s a win-win situation.

(どちらにとっても良い状況です。)

ある解決策や取引、協力などがすべての関係者に利益をもたらす、という意味で使われます。


英語例文:
If we partner on this project, it’s a win-win situation. We get the expertise we need, and you get exposure.
(このプロジェクトでパートナーシップを組むと、どちらにとっても良い状況になります。我々は必要な専門知識を得られ、あなたは露出を得ることができます。)

We need to think outside the box

(枠にとらわれず考える必要があります。)

(解説) 通常の視点やアプローチから逸脱して、新しい、独創的なアイデアや解決策を見つけることを促す表現です。

英語例文:
This problem is not going to be solved by traditional methods. We need to think outside the box.
(この問題は伝統的な方法では解決できません。枠にとらわれず考える必要があります。)

Let’s circle back on this.

(この話題については後で戻ってきましょう。)

現在の議論を一時停止し、後ほどそのトピックに戻ることを示す表現です。通常、他の問題を先に解決する必要がある場合や、追加情報が必要な場合に使われます。


英語例文:
This is an important point, but we’re getting off track. Let’s circle back on this later.
(これは重要なポイントですが、私たちは話題から逸れています。後でこの話題に戻ってきましょう。)

We have to hit the ground running.

(スタートダッシュを切らなければなりません。(実行に移さなければなりません。))

新たなプロジェクトや任務が始まった直後からすぐに活動的になることを示す表現です。直訳すると「走り出す地面を打つ」ですが、即座に働き始めるという意味です。


英語例文:
We don’t have much time for this project. We have to hit the ground running.
(このプロジェクトには時間があまりありません。スタートダッシュを切らなければなりません。(実行に移さなければなりません。))

This issue is on my radar.

(この問題に私は注目しています。)

特定の問題や話題が自分の注意や認識の範囲内にあることを示す表現です。レーダーが物体を検出するのに似ています。


英語例文:
I understand your concerns about the budget. This issue is on my radar.
(予算についてのあなたの懸念は理解しています。この問題に私は注目しています。)

We have to get our ducks in a row.

(我々は全ての準備を整える必要があります。)

事前に全ての事項や詳細を整理し、計画やプロジェクトなどの対して準備万端という意味です。

英語例文:
Before we present to the client, we have to get our ducks in a row.
(クライアントにプレゼンテーションする前に、我々は全ての準備を整える必要があります。)

Let’s take this offline.

(この話題は後で個別に話しましょう。)

オンラインミーティングや会議中に特定の話題や問題を別の時間や場所で個別に議論することを提案する表現です。


英語例文:
Your issue is important, but it’s not related to our current meeting agenda. Let’s take this offline.
(あなたの問題は重要ですが、現在のミーティングのアジェンダとは関係ありません。この話題は後で個別に話しましょう。)

We’re moving the goalposts.

(ゴールポストを動かしています。(条件、方針を変えている))

目標や基準を途中で変更することを示す表現です。一般的には、変更が課題をより困難または達成不可能にする場合に使われます。


英語例文:
We were about to finish the project, but the client has new demands. They’re moving the goalposts.
(プロジェクトを終えるところだったのに、クライアントから新たな要求が出ました。彼らはゴールポストを動かしています。(要求を変更している))

There’s a lot on my plate.

(私の手に負えないほどの仕事がある。)

自分が抱えている仕事や問題が多く、非常に忙しい状態を示す表現です。


英語例文:
I’d love to help with the project, but there’s a lot on my plate at the moment.
(プロジェクトを手伝いたいのですが、現在、私の手に負えないほどの仕事があります。)

We need to hit the nail on the head.

(要点を的確に押さえる必要があります。)

問題の核心や真実を的確に捉え、明確にする必要があることを示す表現です。


英語例文:
To solve this problem, we need to hit the nail on the head.
(この問題を解決するためには、要点を的確に押さえる必要があります。)

That’s the bottom line.

(それが結論です。)

「最終的な結果」または「結論」を指す表現で、議論の最終的な結果や最も重要な事実を強調するときに使われます。


英語例文:
We need to increase sales. That’s the bottom line.
(営業を増やす必要があります。それが結論です。)

Let’s get the ball rolling.

(始めましょう。)

新しいプロジェクトやタスクの開始を促す表現です。


英語例文:
We’ve planned enough. Let’s get the ball rolling.
(十分に計画しました。始めましょう。)

It’s not rocket science.

(それはそんなに難しいことではない。)

何かがとても難しくない、または理解しやすいことを強調するための表現です。ロケット科学は非常に複雑で専門的な知識が必要なため、その比喩として使用されます。

英語例文:
Don’t worry about the new software. It’s not rocket science.
(新しいソフトウェアについて心配しないで。それはそんなに難しいことではない。)

We need to get down to business.

(仕事に取り掛かる必要があります。)

重要な仕事や議題に集中し、作業を始める必要があることを示す表現です。


英語例文:
We’ve spent enough time on pleasantries. Now, we need to get down to business.
(既に十分に世間話の時間を使いました。今、私たちは仕事に取り掛かる必要があります。)

We’re in the same boat.

(私たちは同じ立場です。)

同じ状況や問題を共有していることを示す表現です。他の人と同じ困難や挑戦に直面していることを表します。


英語例文:
I also have a lot of work to do. We’re in the same boat.
(私もやるべき仕事がたくさんあります。私たちは同じ立場です。)

Let’s take it to the next level.

(次のレベルに進みましょう。)

何かをさらに進化させる、または改善する意志があることを示す表現です。より高い水準やステージに進むことを提案します。


英語例文:
Our team is doing well, but let’s take it to the next level.
(私たちのチームはうまくやっていますが、次のレベルに進みましょう。)

We need to leverage our resources.

(私たちはリソースを最大限に活用する必要があります。)

利用可能なリソース(人員、技術、金融など)を最大限に利用し、より効果的にする必要があることを示す表現です。


英語例文:
We have a talented team and strong technology. We need to leverage our resources.
(私たちは優秀なチームと強力な技術を持っています。私たちはリソースを最大限に活用する必要があります。)

Let’s put this on the back burner.

(これは一旦棚上げしましょう。)

何かを一時的に先送りにする、または優先順位を下げることを示す表現です。より重要な事項に焦点を合わせるため、一時的に他の問題やタスクを保留にすることを示します。

英語例文:
We have more pressing matters at hand. Let’s put this on the back burner for now.
(もっと緊急の問題が手元にあります。これは一旦棚上げしましょう。)

We’re on the same page.

(私たちは同じ考えです。)

他の人と同じ意見や理解を共有していることを示す表現です。チームやパートナーと一致していることを強調します。

英語例文:
I think we should focus on marketing. It seems we’re on the same page.
(私はマーケティングに集中すべきだと思います。私たちは同じ考えのようです。)

We need to raise the bar.

(私たちは基準を上げる必要があります。)

より高い水準や基準を設定し、期待値を高めることを示す表現です。

英語例文:
Our competitors are improving. We need to raise the bar.
(私たちの競争相手は進歩しています。私たちは基準を上げる必要があります。)

It’s a no-brainer.

(明らかな選択です。)

何かが非常に明確で疑問の余地がない、または容易に理解または決定できることを示す表現です。

英語例文:
Choosing the more efficient software is a no-brainer.
(より効率的なソフトウェアを選ぶのは明らかな選択です。)

Let’s drill down on this.

(これを詳しく見てみましょう。)

問題やトピックの詳細な分析を行い、より深く理解しようとする意志を示す表現です。

英語例文:
The data is interesting. Let’s drill down on this.
(このデータは興味深いですね。これを詳しく見てみましょう。)

There’s no such thing as a free lunch.

(無料のランチなど存在しない。(だたのものなんてない。))

何かを得るためには何らかの代償を支払う必要があるということを表す表現です。無償で得られるものは何もないという意味です。


英語例文:
Don’t trust the “free” software. There’s no such thing as a free lunch.
(「無料」のソフトウェアを信用しないで。無料のランチなど存在しない。(ただのものなんてない。))

We need to hit our targets.

(私たちは目標を達成する必要があります。)

設定された目標や目標を達成する必要があることを示す表現です。

英語例文:
Our goal is to double our sales. We need to hit our targets.
(私たちの目標は売上を2倍にすることです。私たちは目標を達成する必要があります。)

I’ll loop you in.

(あなたを巻き込むつもりです。)

情報の共有やプロジェクトへの参加を約束する表現です。「巻き込む」は、情報を共有し、関連する人々をプロジェクトや議論に組み込むことを意味します。

英語例文:
Once I have more information, I’ll loop you in.
(もっと情報が手に入ったら、あなたを巻き込むつもりです。)

We’re pushing the envelope.

(私たちは限界を突き詰めています。)

一般的な限界を超えて、新しいやり方やアイデアを追求することを示す表現です。

英語例文:
By implementing this new technology, we’re pushing the envelope.
(この新技術を導入することで、私たちは限界を突き詰めています。)

Let’s play hardball.

(強硬策を取りましょう。)

強硬な手段を用いる、または厳しい交渉を行うことを示す表現です。「ハードボール」は米国の野球から取られたメタファーで、このゲームでは、プレイヤーは強く、速く、戦略的にプレイします。

英語例文:
If they don’t agree to our terms, let’s play hardball.
(もし彼らが私たちの条件に同意しなければ、強硬策を取りましょう。)

Let’s take a rain check.

(またの機会にしましょう。)

元々は野球の試合が雨天中止になった場合に、そのチケットで次回の試合を観戦できる制度(rain check)から来ています。現在では、何かを延期または再スケジューリングすることを提案する際に使われます。

英語例文:
I’m sorry, I’m really busy this week. Let’s take a rain check on our lunch.
(ごめんなさい、今週は本当に忙しいんです。ランチはまたの機会にしましょう。)

That’s the icing on the cake.

(それはおまけだ。)

すでに良い状況がさらによくなる、または良いことにさらに良いことが追加されることを示す表現です。

英語例文:
They agreed to our terms, and they will also provide technical support. That’s the icing on the cake.
(彼らは私たちの条件に同意し、さらに技術サポートも提供してくれる。それはおまけだ。)

We have to peel back the onion.

(私たちはたまねぎの皮を剥がさなければなりません。(もっと深く考えなければなりません。))

「たまねぎの皮を剥がす」は問題や状況を徐々に、深く理解するためにその各部分を詳しく分析する必要があることを表す表現です。

英語例文:
The problem seems simple, but it’s actually complex. We have to peel back the onion.
(問題は単純に見えますが、実際には複雑です。私たちはたまねぎの皮を剥がさなければならない。(もっと深く考えなければならない。))

It’s a game changer.

(それはゲームチェンジャーだ。)

既存のルールやパターン、状況を変えるほどの影響力を持つ新しい要素やアイデアを指す表現です。

英語例文:
The new technology we’re implementing is a game changer.
(私たちが導入している新技術はゲームチェンジャーだ。)

Let’s step up our game.

(私たちはゲームをステップアップさせましょう。)

パフォーマンスを改善したり、努力を増やしたりする必要があることを示す表現です。


英語例文:
Our competitors are improving rapidly. Let’s step up our game.
( 競合他社は急速に進化しています。私たちはゲームをステップアップさせましょう。)

There’s more than one way to skin a cat.

(猫の皮を剥ぐ方法は一つではない。(いろいろな方法がある。))

同じ目標を達成するためのさまざまな方法が存在することを示す表現です。ある問題や課題を解決するためには、1つの解決策だけでなく、様々なアプローチが可能であることを強調します。

英語例文:
Don’t worry if this approach doesn’t work, there’s more than one way to skin a cat.
(このアプローチがうまくいかなくても心配しないで、猫の皮を剥ぐ方法は一つではない。(いろいろな方法がある。))

We’re in deep water.

(私たちは深い水にいます。(難しい状態にあります。))

(解説) 非常に困難な状況に直面していること、または厄介な問題に取り組んでいることを表す表現です。

英語例文:With these unexpected delays, we’re in deep water to meet the deadline.
(これらの予期しない遅延があると、期限を満たすためには私たちは深い水にいます。(難しい状態にあります。))

Let’s go back to the drawing board.

(最初からやり直しましょう。)

プランやアイデアが期待通りに機能しなかった場合に、全てをやり直す、または新たなプランやアイデアを作成する必要があることを示す表現です。


英語例文:
Our marketing plan didn’t work. Let’s go back to the drawing board.
(私たちのマーケティングプランはうまくいきませんでした。最初からやり直しましょう。)

We’re ahead of the game.

(私たちはゲームの先を行っています。(進んでいます。))

予定よりも早く進んでいる、または競争相手よりも先んじて行動していることを示す表現です。

英語例文:
We’ve already finished most of the project. We’re ahead of the game.
(すでにプロジェクトの大部分を完成させています。私たちはゲームの先を行っています。(進んでいます。))

It’s a paradigm shift.

(それはパラダイムシフトだ。)

基本的なやり方、考え方、理解の方法が根本的に変わるということを示す表現です。通常、このフレーズは、技術、ビジネスモデル、産業全体、社会などの大きな変化を指します。

英語例文:
The introduction of the internet was a paradigm shift for global communication.
(インターネットの導入は、グローバルなコミュニケーションにとってパラダイムシフトだった。)

We need to streamline our process.

(私たちはプロセスを効率化する必要があります。)

プロセスやシステムをより効率的、またはシンプルにする必要があるということを示す表現です。

英語例文:
Our production process is too complicated. We need to streamline our process.
(私たちの生産プロセスは複雑すぎます。私たちはプロセスを効率化する必要があります。)

That’s a slippery slope.

(それは滑りやすい坂だ。(危険な先行き))

危険な状況や良くない結果に繋がる可能性のある行動または決定を表す表現です。

英語例文:
If we start compromising on our product quality, that’s a slippery slope.
(もし私たちが製品の品質に妥協し始めたら、それは滑りやすい坂だ。)

We’re at a crossroads.

(私たちは岐路に立っています。)

重要な決定や選択をしなければならない状況にあることを示す表現です。

英語例文:
Our company is at a crossroads. We need to decide our future direction.
(私たちの会社は岐路に立っています。我々は将来の方向を決定する必要があります。)

That’s a tough nut to crack.

(それは手強いナッツだ。)

難しい課題や問題を表す表現です。

英語例文:
Solving the budget deficit is a tough nut to crack.
(予算の赤字を解決するのは困難な問題だ。)

We need to scale it back.

(私たちはそれを縮小する必要があります。)

何か(プロジェクト、予算など)を縮小したり、小さくしたりする必要があることを示す表現です。

英語例文:
The project has become too big and costly. We need to scale it back.
(プロジェクトが大きすぎてコストがかかりすぎます。私たちはそれを縮小する必要があります。)

We’re in the home stretch.

(私たちは最後の直線に入りました。)

プロジェクトやタスクの終わりが近く、もう少しで終わりという状況を示す表現です。

英語例文:
We’re almost done with the project. We’re in the home stretch.
(プロジェクトはほぼ終わりました。私たちは最後の直線に入りました。)

It’s a level playing field.

(それは公平な競争の場です。)

全ての競争者が同じ機会を持ち、誰もが公平に競争できる状況を示す表現です。

英語例文:
The new regulations have created a level playing field in our industry.
(新しい規制により、私たちの業界では公平な競争が可能になりました。)

We need to ramp up production.

(私たちは生産を増やす必要があります。)

生産や出力を増やす、またはスピードを上げる必要があるということを示す表現です。

英語例文:
We’ve received a large order. We need to ramp up production.
(大量の注文を受け取りました。私たちは生産を増やす必要があります。)

Let’s get our heads together.

(私たちは一緒に頭を使いましょう。)

複数の人が集まってアイデアを出し合う、または問題を解決することを示す表現です。


英語例文:
We have a difficult problem to solve. Let’s get our heads together and figure it out.
(私たちは解決しなければならない難しい問題があります。私たちは一緒に頭を使ってそれを解決しましょう。)

We need to weather the storm.

(私たちは嵐を乗り越える必要があります。)

難しい状況や困難な期間を耐え抜く必要があることを示す表現です。

英語例文:Despite the economic downturn, we need to weather the storm and keep our business going.
(経済の低迷にも関わらず、私たちは嵐を乗り越えてビジネスを続ける必要があります。)

It’s a long shot.

(規則にとらわれずに考えてみましょう。)

達成が難しい、あるいは成功する可能性が低いことを指す表現です。

英語例文:
Applying to that university is a long shot, but I’ll try anyway.
(その大学に申し込むのは当たる可能性が低いですが、とにかく試してみます。)

【補足】おすすめのオンライン英会話スクールとフレーズ集のリンク

最後にオンライン英会話スクールをご紹介します。いずれも有料会員としてレッスンしたことのある個人的にもおすすめのスクールです。

初心者の方にはネイティブキャンプ、レアジョブ英会話、DMM英会話、QQ Englishの4社が良いと思います。

また、中級者以上の方には、質の高いネイティブ講師が多く在籍するキャンブリーやネイティブキャンプやDMM英会話のネイティブプランがおすすめです。

簡単にまとめると、以下のような特徴です。

  • とにかくたくさん自由にレッスンを受けたい → ネイティブキャンプ
  • 毎日コツコツ、カリキュラムに沿ってレッスンを受けたい → レアジョブ英会話
  • ふたつの中間でバランスが良い → DMM英会話
  • とにかく講師とレッスンの質にこだわりたい初級~中級者 → QQ English
  • 中級~上級者でネイティブと質の高いレッスンを受けたい → キャンブリー


ネイティブキャンプ

予約なしでレッスン受け放題が特徴のネイティブキャンプ。

毎月、日本人によるカウンセリングが無料、初心者向けの教材(初めてのレッスン、文法(入門、初級)、Side by Side、など)も充実している。

日本人講師も在籍してるし、講師資格をもったフィリピン人の講師も多数在籍しているので安心。

受け放題なので、教材や講師が合わなかったらすぐに切り替えても問題ない、という気軽さが初心者には良いと思います。

逆に注意が必要なのは、比較的自由度が高いスクールなので、自分で習慣化したり、教材の進め方を決めておかないと、後回しにしたり、サボってしまって長続きしないことも。

継続期間の縛りはないので、1カ月で使い倒して退会しても問題なし。

レアジョブ英会話

ネイティブキャンプ、DMM英会話と比較すると、カリキュラム通りにきっちりと進めていくのでしっかりと学習していきたい初心者にはおすすめ。

レベル毎にカリキュラムが分かれており、例えば日常英会話のコースにある、実用英会話という教材だと、5回1クールになっており、それぞれのレッスンで同じテーマで4技能(リスニング、スピーキンググ、リーディング、ライティング)を鍛えるレッスンと最後に復習、という形。

レベルも10段階に分かれており、そのレベル分けがしっかりしている。

日本人講師によるカウンセリングも2022年10月以降に加入の場合は無料で月1回受けられるので初心者にも安心。

こちらも、期間の縛りはないので、気に入れば1カ月単位でも入会すればかなりお得。

DMM英会話

多国籍の講師と充実した教材や人気アプリiKnow!が無料で使えるのが特徴のDMM英会話。

初心者向けの教材(文法、会話、Side by Side、瞬間英作文、など)も充実。

ネイティブキャンプとの違いはレッスンは予約制、ある程度決まった講師とのレッスンを受けたい場合はDMM英会話がおすすめ。

日本人講師は別オプションですが、フィリピン人含む多国籍の講師も多く在籍、講師の採用率も5%と厳選している。

こちらも、期間の縛りはないので、気に入れば1カ月単位でも入会すればかなりお得。

2023年2月から月8回のプランも追加されて気軽にまずは試してみたいという方にはうれしい。

QQ English


全員が正社員で英語講師としてのトレーニングを受けたプロのフィリピン人講師。

また、レッスンは自宅からではなく、オフィスからのレッスンをしているので通信も安定していますので質の高いレッスンにこだわる初級~中級の方にはおすすめのスクールです。

1日に複数回のレッスンが可能、録画機能もあるので復習にも便利、カランメソッドの認定校、などが主な特徴です。

Cambly(キャンブリー)


10,000人以上のネイティブ講師が在籍するカリフォルニアに本社のあるCambly(キャンブリー)

ビジネス経験者など質の高いネイティブ講師が多く在籍しており、特に中級者以上の方におすすめのオンライン英会話スクール。

予約なしでもレッスンが可能、日常会話、ビジネス英語、試験対策などのカリキュラムも充実しており、スライド式のテキストは使いやすい。

レッスンの自動録画機能もあり、復習にもとても便利。

コメント

タイトルとURLをコピーしました