DMM英会話は最大手のオンライン英会話のひとつでで人気もトップクラス、せっかくなので効果的に使って楽しく、継続して英語力をあげたいですよね。

みんなどうやって使っているのかな?上達するのに効果的な方法はあるのかな?
この記事では、オンライン英会話を800回以上受講してきた経験と評判や口コミから、DMM英会話の効果的な使い方について徹底的に解説していきたいと思います。
効果的な使い方を実践してDMM英会話で英会話が上達するヒントになればいいと思います。
講師選び

オンライン英会話では講師選びはとても大事。
同じレッスンをやっていても講師次第でレッスンの質や効果が大きく変わります。
講師を選ぶ際は以下のポイントを参考にすると自分にあった良い講師が選べます。
DMM英会話は講師が120カ国以上の講師が10,000人以上と人数・バラエティーともに非常に多いオンライン英会話スクール。
採用率5%としているため、そこまでひどい講師はいないと思いますが、自分なりに基準を設けて、良い講師、自分にあった講師をみつける確率を上げるのがおすすめです。

ある程度ハズレ講師もいることを前提に自分にあたらないように、出来るだけ良い講師を選ぶという考え方です
他社だと、ネイティブキャンプは15,000人で採用率は非公開、レアジョブはフィリピン人のみですが採用率1%、QQ Englishは正社員のプロのみ、といった感じなのでDMMは平均的な採用基準。
検索機能をうまく使う
検索機能をうまく使うと自分にあったレベルの高い講師と出会える確率が高まります。

実際の画面で説明していきます
例えば、次の日の朝6時~7時までに開始するレッスンを受けたいという場合。
以下のように選択すると、講師がレイティングの高い順で出てきます。
この時に、その他の条件(性別、年齢、)も入れることはできます。性別、年齢、や特徴など。例えば、ビジネス関係の教材を使うときは、「ビジネス英会話」をクリックしておくなど、目的に合わせて選ぶ際に使えます。
フリーワードも例えば、教師の資格を持っている講師を探したい場合は、、「TESOL」「TEFL」、「TESL」、「TKT」などの英語講師としての資格を入れます。

ヒットする人数は少なるなりますが、プロの講師とレッスンをしたい場合は使える機能です。

94人がヒットしました。ここで、自分がお気に入りに登録している講師が空いていれば表示されるようになります。なので、お気に入りにの講師がいればそちらから選ぶのが無難です。

多国籍を特徴にしているだけあって色々な国の講師がいますね
出来れば6時から受けたいので2番目にレイティングの高い、フィリピン人の女性の講師を選択します。
ちょっと詳細をみていきます。
その他にもDMM英会話のこちらのサイトでも講師選びのポイントが載っています。
「講師歴3年以上」、「スピーキングテスト対応」を選択するのがおすすめのようです。また、キーワードに 「Call Center」と入れるのも英語力の高い講師を選ぶ際におすすめ。
レイティング、レッスン、紹介文、動画などを確認

レイティングは3,000件以上あって、4.95、お気に入りにも1700件以上登録されているのでかなり優秀な講師のようです。
ここで、気になる場合には動画も確認して雰囲気が自分に合いそうか、発音やイントネーションのはどうか、を確認します。
ハキハキした感じの講師で発音も特に問題なさそうです。

次に、こちらも時間に余裕があれば口コミを確認します。レイティングの平均が高いのでさすがに良いコメントが多いですね、たまに悪いのは、話を聞いてくない、一方的に話す傾向がある、など。
そのあたりを念頭においてレッスンを受ければいいかと思います。

通信が悪いという口コミの件数が多い場合は注意が必要ですね
逆に、以下のような講師は出来るだけ避けるのが無難です。
お気に入りをフル活用

レッスン後に良い講師だと思えばお気に入りに登録しておきます。
講師を検索する際にお気に入りから選ぶこともできますし、逆に、受講歴があって、お気に入りに入れていない講師は何か気に入らない理由があったということで参考になります。
また、レッスンを受けていなくても時間があるときに講師の情報を確認してお気に入りに追加しておくという方法もおすすめです。

自分のお気に入りリストを育てていくようなイメージですね
先にお気に入りに登録しておくと、検索の際に上位にきますのですぐに選択できます。実際に受講してみてイマイチだなと思ったらお気に入りを外せば良いのです。
また、受講した講師はレッスンノートのメモの欄に自分のコメントをいれておくと良いです。

レッスン後にレッスンのメモ欄に自分なりの講師の評価をコメントしておくとお気に入り登録していなくても、次回同じ講師がヒットした際の参考になります
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教材選び
次に教材選びのコツです。ネイティブキャンプは教材の種類が26種類、全部で10,000以上もあります。
教材が多い分、どの教材を選んだら良いか迷いますが、効果的に選ぶにはどうすれば良いのかについて解説していきます。
自分のレベル、目的にあった教材を選ぶ
まずは自分のレベルをだいたい把握しておくのが良いと思います。
以下の表はDMM英会話が設定しているレベルです。
レベル | できること | TOEIC | 英検 |
1 Beginner | アルファベット、数字、あいさつ、基本的な表現が使える | 0-110 | 5級 |
2 Beginner | 身近なものについて質問ややりとりができる | 120-175 | 4級 |
3 Beginner | 自分の日常生活や気持ちの説明ができて、買い物など基本的なシチュエーションにも対応できる | 180-220 | 3級 |
4 Intermediate | 簡単な日常会話を楽しめる | 235-390 | 準2級 |
5 Intermediate | 旅行中に問題なくコミュニケーションが取れる | 395-545 | 準2級 |
6 Intermediate | 日常会話を問題なく楽しめる | 550-640 | 2級 |
7 Advanced | 字幕なしでもテレビや映画が分かる | 645-780 | 2級 |
8 Advanced | 職場で外国人の同僚とコミュニケーションが取れる | 785-855 | 準1級 |
9 Proficient | いろいろなボキャブラリーを使ってネイティブとスムーズに会話ができる | 860-940 | 準1級 |
10 Proficient | 外資系企業で学習中の言語を流暢に使える | 945-990 | 1級 |
こちらをある程度の目安にするのが良いと思います。
毎月更新されるスピーキングテストで自分のレベルを診断してみるのも良いと思います。

スピーキングテストは定期的に受けるのがおススメです。なれるまでは特に音読の部分で時間が足りなくて点数が低く出ることもあるので注意が必要です。
レベル別でフィルターをかけることもできますし、各教材が対応しているレベルの幅をみて選択するのでも良いと思います。


個人的には自分のレベルか少し上のものを選ぶのがおすすめです
目的(用途や伸ばしたい分野)にあった教材を選ぶには、
用途別だと、日常英会話、ビジネス英会話、旅行、試験対策(英検、TOEIC)、などそれぞれの用途別でコースや教材が用意されています。
用途 | 教材 |
日常英会話 | 会話、写真描写、テーマ別会話、ディスカッション、Side by Side、瞬間英作文、Speak Now |
ビジネス英会話 | ビジネス、実践ビジネス英会話 |
試験対策 | 英検対策、TOEICスピーキング、TOEFLスピーキング、IELTSスピーキング |
子供向け | レッツゴー、エレメンタリーリーディング |
また、自分の伸ばしたい分野、発音、スピーキング力を上げたいなどの目的別で選ぶこともできます。
目的(伸ばしたい分野) | 教材 |
発音 | 発音 |
文法 | 文法、Grammar in Use |
スピーキング | テーマ別会話、ディスカッション、スピーキングテスト、Speak Now |
語彙 | 語彙 |
質の高い教材を選ぶ
26種類、10,000以上の教材がありますが、その中でも特におすすめの教材は、赤字のもの。
- デイリーニュース
- 会話
- 写真描写
- 健康とライフスタイル
- 旅行と文化
- ビジネス
- キッズ英語
- 世界の文学
- 文法
- 発音
- 語彙
- テーマ別会話
- ディスカッション
- スピーキングテスト
- IELTSスピーキング対策
- TOEICスピーキングリアル模試
- TOEFL iBTスピーキング
- 英検対策
- エレメンタリーリーディング・シリーズ
- Let’s Go
- Side by Side
- シーン別本当に使える実践ビジネス英会話
- 瞬間英作文
- Grammar in Use
- Speaking Now
レベル別に分けると
- 初級:Side by Side、瞬間英作文、会話
- 中級:デイリーニュース、写真描写、テーマ別会話、ディスカッション
- 上級:デイリーニュース、フリートーク

個人的にはデイリーニュースが一番良く使う教材です
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レッスン中に気を付けること

自己紹介は省略
オンライン英会話を始めて最初のころは慣れる意味も含めて自己紹介は大事だとは思いますが、レッスンに慣れてきたら省略するのがおすすめです。
フリートークで初対面の講師なら多少の自己紹介をした方が良いと思いますがその他のレッスンでは特に必要ないと思います。
仮に自己紹介したとしても、同じようなことを聞かれて、同じようなことを答えることが多いので英語の上達にはあまりつながらないからです。

私の場合だと、「どれくらいアメリカに住んでるの?」、「なぜ英語を勉強してるの?」、「日本は恋しくない?」、などだいたい同じようなことを質問されるので、マンネリしてしまいます
DMM英会話では、「自己紹介なしで、すぐにレッスンに入ってほしい」、という要望を選択式で選べるようになっているのでわざわざ講師にお願いする必要はありません。
教材の必要な部分に絞ってやる
教材は出来れば事前に軽くでも予習しておいてレッスン中は必要な部分に絞ってレッスンを受けるのが良いと思います。
オリジナル教材はどの教材でもいつでも見ることができるので、例えば、自分ひとりでも出来るような部分は独りでやっておいて、レッスン中は講師がいないと出来ないような内容に集中する方が効率が良いです。

自分の場合は、デイリーニュースのボキャブラリーは発音だけ確認してあとは自分でやってしまいます。
積極的に自分で主導権を握ってレッスンを受ける
だた単に受け身でレッスンを受けるより、自分から積極的にリードしていく方が上達が早いと思います。
講師によりますが、何も言わなければ発音や文法の間違いを指摘してくれない先生もいます。

レッスンの要望欄に「文法や発音の誤り指摘」にチェックを入れてもあまり指摘してくれないケースも多いです
そういった場合は「Please let me know if I made mistakes」とか「Please give me your feedback at the end of our lesson if you notice something that can improve my English」事前につたえておいたり。
それ以外にも、自分の要望があれば遠慮なくお願いしてみるのが良いと思います。レッスンの主導権を握るくらいの気持ちでやってちょうど良いと思います。
間違いを指摘、チャットBoxをうまく活用
間違いや自分のクセもなるべく指摘してもらうようにする方が上達には効果的です。
こちらも、自己紹介と省略するのと同様に、レッスン前に文法や発音が間違っていたとき「積極的に指摘してほしい」にチェックする機能があります。
チャットBoxも講師とのやり取りでうまくとやりとりがスムーズになるし、履歴が残るので復習の際の参考になります。積極的に活用したいですね。

出来るだけ履歴を残しておくと復習のときにも便利です
レッスン外で気を付けること
ちょっとだけ事前準備
いつでも、どこでも出来るのがオンライン英会話のメリットである一方で、なにも準備しないでただレッスン回数をこなすだけでは上達しないと思います。

実際に800回以上レッスンをこなして上達しなかったので実証済
分からない単語を少し調べたり、テキストを軽く一通りみておくだけでも効果が違います。
レッスンを想定して少し練習しておくのがおススメです。どういうことを答えようかなとか、レッスンの流れを想定しておくだけでも効果はあります。
フリートークの場合などは事前に何を話すかをちょっとだけでも考えておくのが良いと思います。
例えば、「昨日の出来事について」、「趣味について」、「xxのニュースについて」、など特定のトピックといくつかの表現を何となく頭の中で考えておくと良いと思います。
または、場合によっては、「仕事でのプレゼンの練習」とか、「学校でのスピーチの練習」とか、特定の場面を想定して練習の場にするのも良いかもしれません。
復習(録音機能をうまく活用)
DMM英会話ではレッスン内容が自動的に録音されているのでぜひ復習に活用したいです。
自分が話をしているのを後で聞くのは最初は恥ずかしいですが、これをやるのとやらないのでは上達スピードが全然違うと思います。
自分が話をしているのを聞くとクセや発音、文法の間違いなどに気付くことが多いと思います。

自動文字起こし機能などを活用して自分の発音間違いなどをチェックするのも一つの方法です。例えば、chromeなら設定→ユーザー補助機能から、設定できますよ。
レッスン履歴から過去のレッスンに入れて、録音も聞けるし、ノートでメモも書けるので復習しやすいデザインになっています。
スピーキングテストは定期的に受けるのがおすすめ
スピーキングテストを受講して、自分のスピーキング力を確認、モチベーションをキープしたり、目標設定するのにはおすすめです。


30点中10点(5点x2問)を占めるリーディングは時間内に読めないと自動的に各2点になるので初めて受けるときは注意が必要
講師が採点するのでどうしてもバラつきがあったり、最初は要領が分からず点数が低くなったりすることもありますがその点に注意すれば、おすすめです。
テストが終わってから講師がアドバスしてくれるので、教材選びの参考にするのにも良いテストです。
iKnow!をうまく活用

DMM英会話の大きなメリットの一つとして、人気の学習ツールiKnow!が無料で使えるというのがあります。
オンライン英会話で最も上達できるのは「スピーキング力」。
それ以外の部分については他の方法で補足していく必要があると思います。そういった意味でも、リスニングやライティングなど、iKnowを使って英語の総合力の向上にトライしてみるのは良いかと思います。
まとめ
【講師】
・講師選ぶびは検索機能を最大限活用
・レイティングは4.8以上、評価数は多い方が良い
・時間があればビデオ、自己紹介、口コミ確認
・レッスン後良ければお気に入りに登録
【テキスト】
・自分のレベル、用途、目的にあった教材を選ぶ
・質の高い教材を選ぶ
【レッスン中】
・自己紹介は省略
・教材は必要な部分に絞ってやる
・積極的に自分で主導権を握って双方向のレッスンを受ける
・間違いを指摘してもらう、チャットBoxをうまく活用
【レッスン以外】
・ちょっとだけ事前準備
・復習(録音機能をうまく活用)
・スピーキングテストを定期的に受ける
・iKnow!をうまく活用
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